出世、ライバル、上司への気遣い。
最初はどこか笑ってしまうほど現実的な会社員の日常なのに、主人公の焦りと執念が積み重なるほど、少しずつ世界がおかしな方向へ滑っていきます。
そして、「押してはいけないボタン」。
ここからの加速がたまりませんでした。
可笑しい。理不尽。なのに妙にわかる。
そんな現実から、一気にとんでもない場所まで連れていかれる一編。
タイトルまで含めて、最後まで楽しく惹き込まれました!
なんでしょう。
一作読むたびに、また次の作品も読んでみたい――そんな気持ちがどんどん膨らんでいくのも、この作家様の魅力なのかもしれません。
私はすっかり心を鷲掴みにされました(笑)