今までのあらすじ
しばらく間があいてしまったので、あらすじを挟みます
(しばらくしたら消すかも……)
『悪夢の一世紀』
未だその凄惨な記憶が生々しすぎ、人々はそのことについて触れたがらない時代。教科書には数行、エターナルの増殖とそのために引き起こされた資源の枯渇と人類対エターナルの世界大戦が記載されているだけである。エターナルとは突然現れた優秀で心の優しい人類であったが、高い増殖への欲求を抑えられず人口爆発の原因となった。限界を突破した人類は、エターナルたちを除去しはじめる。しかし弾圧された彼らは新たな能力を発現し、相変異して異形の怪物に変化した。その桁違いの力で人類を脅かしたが、最終的に人類はなんとか彼らを封じ込めることに成功する。だが、彼らに残されたのは荒廃した世界だった。
文明を破壊され、残されたかすかな科学技術の残り香を利用して生きる人々。
そんな社会で高村真一と父母は、貧しいながらも幸せな日々を送っていた。
しかし真一と仲の良い少女、荒木早苗の失踪から彼らの生活は一変する。エターナル因子を持っていた彼女は抹殺の対象で、すんでのところで公安から逃げた彼女は真一の家の納屋に隠れていた。しかし真一が彼女をかくまったことが公安にばれ、真一の母は命を奪われ、そして荒木早苗も殺されてしまう。
荒木をかくまった真一と父親は否応なくエターナルとともに彼らの隠れ住む離島で生きることを強いられる。
混乱する真一、そして妻の死を受け入れられず、原因である真一を拒否する父。
エターナルさえいなければ、と彼らを憎んでいた真一であったが、心優しい彼らと過ごすうちに、いつしか友人もでき彼らとの生活に溶け込んでいく。
エターナルの人々は「いつかこの苦しい生活からクイーンが解き放ってくれる」と信じて厳しい自然の中で生き抜いていた。
そんな日々のなか真一は、彼に寄り添うように世話をしてきた年上の少女明野にほのかな恋心を抱く。しかし彼女はかたくなに真一を拒み続けた。
父とエターナルの娘ミキとの間に誠也が誕生し、真一はやっと自分を遠ざけていた父の真意を知る。父とミキそして弟の誠也。真一に再び家族と過ごす日々が戻ってきた。
しかし、運命は彼を穏やかな日々からまたしても引きずり出そうとしていた。
誠也が何者かに矢で射られる。そして、傷に触った人々の皮膚が腐り始める。
真一は明野に言われ、この島のリーダーである貴志に貴重な薬を分けてもらいに走る。しかし、その裏にはある意図が隠されていた。
明野は万感の思いを込めて、彼を見送るのであった。
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