お前さ、なにラクしようとしてんの?

自分はそこまで詳しくないのですが、転生っていろんなバージョンがあるのですね。
トラックがコンニチハしてきたり、過労によるバタンキューだったり、様々です。

そして死後と転生の間にスキル獲得イベントが発生するのですが、この作品はそのイベントを滑稽に書いています。

シンプルでありながら、しっかり練られている設定で、彼女の意見はシビアですが「たしかにその通り」と納得します。
可哀想では他者は動かない。自分の人生なんだから自分で切り開いていくしかない。
そんなメッセージを感じました。

テーマ?(その作品で取り上げたチートについての扱い方)がちゃんとあるので、物語としても安定感があります。
面白かったです。