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「落ちました。」

「「ばっっっっか!!??」」

それもそのはずだろう……バカ正直に回答すれば落ちるに決まっていると

メイド長とエリゼは呆れていた。


「言ったと思いますけど面接というのはですね、いかに自分が

この場所で仕事をしたいかという誠意も含めてやるもので、

バカ正直に回答すれば良いということではない。と話しましたよね??」

「すいません」

「誤ってもここのメイドにはなれないことに変わりはありませんよ。」

「……すいません。」

「すいません禁止!!ちゃんと反省している??」


反省しているとも後悔はしていないけれど。

メイド長は叱る。自分の思いついた考えにメイド長とエリゼが一生懸命、

それでこそ前の日に面接の練習に付き合ってくれたのに対して、

対策も何回も言われたことをこなさず、自分の正直な気持ちで答えた私は

嘘をつくことに対して抵抗があったことを二人は少しだけは少し思い当たることは

あり共感は出来たが、それでも嘘は言う。

内心、面接練習をした際のないカナエを見た二人は

この人ほどある意味純粋な人を見たことがないと思うほどだった。


「……これから、どうするつもりです??

このままだと、貴方は住む場所も無く死んでしまいますよ。

冗談ではなく。」とエリゼは言った。

勿論、分かってはいた。

あの時、私達が生きて帰ってこれたのは運良くモンスターを

狩る人たちが通っていた道が近かったこととあそこの地ならではの

圧倒的な魔法技術による妨害範囲の広さのフィールド内だったため

あれであれば、低級なランクモンスターはまず人を襲わない。

もしも、私がこのまま旅をしようとするならば、武器がなければ

生存は0に近いだろう。


「……私も乗りかかった船です。そういえば、貴方のようなもの好きでも

受け入れてくれる場所を私は知っています。」

「メイド長!!それは……」

「連絡を取ってみますので、少々お待ちいただけますか??」

その間に館を荒らさない程度になら、過ごしてもいいので。

とメイド長はどっかに行って、私とエリゼだけが残った状態になった。

「メイド長はどこに行ったの??」「私にも、ただ一つ言えることは

私にとってあの……一つだけ思い当たること節はあります。」

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