第11話まで読了。
貸本屋のお姉さんに会いたくて、本を借りに通う主人公。その動機に笑いつつ、読んだ知識が狩りや探索に役立っていく様子に、いつの間にかこちらも読書の成果を楽しみにしていました。
足運びや石の投げ方を学んで実際に試したり、便利そうな生活魔法に惹かれたり。ゲームの中で本を読む時間まで、こんなに楽しそうなのがいいですね。
クランの仲間たちとの気兼ねない会話も好きです。それぞれに楽しみ方があって、セツナの貸本屋通いもその一つとして受け止めてくれる。一緒に遊ぶ仲間がいる楽しさが伝わってきます。
攻略を急ぐより、この世界で自分の好きなものを見つけて遊んでみたくなるお話です。
キャラもストーリーもVRMMOものとして最高の作品。タイトルから恋愛要素多めなのかと思いましたが、そんな事はなく主人公の冒険がストーリーのメインになっています。タイトルの貸本屋のお姉さんがキーパーソンなのは間違いないですが。ゲーム世界の謎を解き明かしながら仲間たちとわいわい冒険している様子が生き生きと描かれていて本当に面白かったです。
登場するキャラクターが多く最初は誰が誰だかわからないのですが、読み進めるうちに愛着が湧いてきて、NPCのキャラもクランメンバーも好きになるキャラばかりです。少しブロマンス要素もあるのが好みが分かれる部分だと思いますが、好きな人にはおすすめです。私は大好物なのでニヤニヤしながら楽しんでます。
話も面白いしキャラもいいので、もっとたくさんの人に読んでほしい作品です。