『隣人ガチャ』/『下手の横好き』/『地球と運命が繋がった男』/『二年ぶり三度目の失敗』/『邪神誕生秘話』
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『隣人ガチャ』
今回のガチャ結果も外れだった。
まず環境に合ってなく、望んだ条件も満たしていない。
そして何より、僕との相性がとても悪い。
これなら前回のガチャ結果のほうがマシだった。
それにこのままだと僕の生活に支障が出てしまう。
仕方ない。
手間が掛かるけれど、再びリセマラの準備に取り掛かることにした。
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『下手の横好き』
会社の役員たちが会議室に集まっている。
そして、ある社員についての報告が次々と上がっていた。
「手柄を横取りされた」
「会社の備品を横流ししている」
「出勤時、車を横付けして危ない」
「いつも発言に横槍を入れてくる」
愛社精神はあるが、実害を出しているとして、この社員をリストラ候補に上げた。
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『地球と運命が繋がった男』
足元に『途切れた運命の糸』が落ちているのに気がついた。
よく見ると、その『運命の糸』は無理やり引き千切られているようだ。
物悲しく揺れる『運命の糸』
千切れた部分を地面に埋め、静かに手を合わせた。
自分の手を見る。
僕の『運命の糸』は、誰に繋がっているのだろう。
まだ見ぬ相手に思いを馳せた。
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『2年ぶり3度目の失敗』
彼女はどんなに怒っていても、涙を流すと、怒りを忘れてすっきりした顔になる。
彼女はどんなに笑っていても、涙を流すほど笑うと、何に笑っていたか忘れてしまう。
そんな彼女を友人たちは天然娘と呼んだ。
ある時、僕は彼女にプロポーズをした。
そのプロポーズを彼女は受け入れ、一筋の嬉し涙を流した。
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『邪神誕生秘話』
火の神を祀る一族は、巫女の笑顔を捧げ、祝福を得ている。
しかし神は巫女の笑顔が神以外に向くと、笑顔の対象を焼き尽くした。
新たな巫女は盲目の少女。
祝福により少女は光を手にした。
初めて見る世界の美しさに、少女から笑みがこぼれる。
そして火の神は世界を焼き尽くすべく、他の神々に牙を剥いた。
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