第116話小鳥遊小鳥はすごしたい
夏休みという長期休暇であるが小鳥遊グループは忙しい。
それに華鶴うどんもいそがしくライバルがごそっと減れば動きを活発化するのは、サードやそのた社長たちである。
邪魔な小鳥遊がいないのだ、積極的にアピールできるチャンスとなっている。
最近では自分の許嫁よりも多く佐々木くんのことを考える時間が増えたサードの高原は考えていた。
夏に素敵な思い出を作りたいと・・・。
手に持っている資料と関係ない思考で埋め尽くされているが、そんな彼女は現在会議真っ最中である。
社長がキリッとした表情で資料を眺めているので周りの社員は気が付かないが会社のことを全く考えていないのだった・・。
華鶴うどんの社員の顔がすぐれない。
元気な助っ人アルバイトをみて負けてられるかと奮起するが、伸びる閉店時間に早まる出勤時間と疲労はピークである。
誰だ年中無休営業にしたやつはと思うくらい開店から閉店までがっつりと客で席がうめつくされている。
しかも客の回転がやけにはやいのだ。
溜まる洗い物とオーダーに従業員が悲鳴をあげていた。店長もクタクタであるが、夏休み突入時期になりさらに疲労感がました気がするのは気のせいではないはずだ。
栄養なドリンクは机に転がり、元気の前借効果に期待するが借りる元気がないのだ、どこからその元気はうまれてくるんだい?ってくらいの疲労感で栄養なドリンクの効果も期待薄まちがいない。
席を埋め尽くす客、事前に作っているうどんで厨房は埋め尽くされどこもかしこもスペースがない状況だ。
助っ人アルバイトはそんないつも通り元気に活動していて鍛え方が違うんだよ的なオーラを放っているようにみえるくらいだ。
スタッフの顔は青いが社長の顔はとても明るい。
今まで見たことがない売りあげを叩き出し続けている。
もう笑いが止まらない状態だ。
うどん作成で通学できない日々を過ごしたりしていたが、学生業と社長業の両立をこなせる秀才である、期末テストで赤点などとるわけもなく通学できていない問題も何の影響もなかった。
投票は中間発表で途中経過を知れるらしいが、圧倒的な差がついてしまえばその中間発表で白けた空気になりかねない。
とはいえ下手な工作をしてばれたらそれはそれで倒産の危機になるほどの大問題になるわけで、やることと言えば祈るのみである。
今日も小鳥遊小鳥がTV出演している。
まあ、小鳥遊グループが人気ではなく実際は太郎の人気なので小鳥遊小鳥を出演させたところで視聴率はさほど上がらないが彼女のカリスマ性が徐々にファンを増やしている。
小鳥遊小鳥は許嫁に一生懸命どこの番組に出演したなど必死に送っているものの反応がないか淡泊なものである。
太郎関連の話題を出した時だけ楽しくお話ができるという悲しい状況から抜け出したいのだがうまくいかない。
私のライバルはもはや太郎なのである。
太郎の話をするたびに目を輝かせる許嫁。
それを開発したムカつくあいつ
どうやって許嫁を振り向かせ夏休みに思い出を作るかと壮大な計画をたてる。避暑地にある別荘や海やテーマパークなどあるし、知事への許可もすぐ下りるよう手配済みではあるが肝心の許嫁の反応が悪すぎだ。
そんななかしっかりと太郎の予約をしているという情報が届いたのだが、許嫁は誰と食事をするつもりなのだろうかと考えてみたけれどまあ、いつも友達だろうと嫉妬にも似たもやもやを抱えつつ次の番組収録へと向かうのだった。
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この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません
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