部長室にての会話…(その11)
津雲は憲民党の田野代表とのやり取りを終えた足で部長室で向かい
そして部長室の前に到着して…
一息ついてから
ドアをコンコンとして…
鶴田【はい、どうぞ~】
津雲【失礼します】とドアを開けて
一礼をして入っていく
鶴田【おお~珍しいな
お前さんが突然に
どうしたね】とメガネを
かけたまま視線を合わせる
津雲【お疲れさまです
珍しい人と先程まで
色々話しをしてましたので
一応報告をと思いまして】
鶴田【その様子だとややこしい相手
という事のようだな
とりあえず腰をかけてくれ、
一息つきたい所だからな】と
ソファーの方に視線を向ける
津雲【分かりました、それではお言葉
に甘えまして】と硬めの
ソファーに腰を掛ける
鶴田【はいよ】と缶コーヒーを渡す
津雲【毎回すみません、
ありがとうございます】と
受け取る
鶴田【最近コーヒーメーカーを
買ってここに置いているんだが
これがなかなか良くてな】と
プラスチックのコップに
コーヒーを入れて
津雲に手渡していく
津雲【わざわざご丁寧に
ありがとうございます】と
熱々のコーヒーを
1口飲んでいく
津雲【これはなかなかの味ですね~
お店に近いですよ】
鶴田【これより美味しいお店は
なかなかないだろう】と
少し得意気に話している
津雲【残念ながら馴染みの喫茶店
には負けますよ】と
淡々と話している
鶴田【そうか…
今度紹介してくれよ】
津雲【行ける時が限られて
いますけどね】
鶴田【ところでどうしたね】
津雲【先程ですが憲民党の野田代表が
私を訪ねて来られまして】
鶴田【野田代表が…一体何故】と
腕組みしながら
驚いた表情をしている
津雲【定数削減や政策について
話しをしたかったそうです】
鶴田【お前さんを訪ねてかい】
津雲【選挙課へ出入りしているのを
知ったからではありませんか?】
鶴田【相変わらずだな~
お前さんの得意分野】
津雲【得意分野ではないかと】と
苦笑いしている
鶴田【選挙の時の情勢や分析は
昔から得意だよな~
その裏にある背景とかもな
政権交代の時の初当選して
衆議院議員の秘書の問題なんて
良く掴んだと感心していたよ】
津雲【こういってはなんですけど
与野党共に札束は
飛び交いますよ
坂上二郎のネタのように】
鶴田【そのネタ知っている人は
かなりの年代だぞ】と
静かに笑っている
津雲【それに政治とカネについて
なぜ個人献金は良しと
しているのかと】
鶴田【野田代表自身はなくしても
良いと考えているんだよな】
津雲【ただ、どうしても組織応援を
受けている議員は何としても
ですかね】
鶴田【保身を考えるんだよな】
津雲【そういえば緒川前幹事長は
BSお台場のテレビ番組で
この点を聞かれて
個人ならば良い献金も
ありますからと答えて
呆れられてましたね】
鶴田【どうやらその辺りか…
参議院選挙で負けだと
言われたのは】
津雲【元々消費税25%論の人ですし】
鶴田【ある意味目の敵だな】
津雲【その人達が減税を語られても
その後に増税がですから】
鶴田【未だにマニフェスト破りの
影響が残っているか…】
津雲【大手メディアも椿事件の様相で
自分達に都合悪いと
叩き続けるのは見破られて
いますからね】
鶴田【今はテレビは年寄りと暇人の
道具に成り下がると皮肉を
言われているのは
時代の流れなのだろうな】
津雲【結局最後は私達の業界に
落ち着きますね
やるべき事をやれば
こんな世にはならないかと】
鶴田【確かにな、
さてと、もうこんな時間か…】
と腕時計を見る
鶴田【ぼちぼち戻らないと
立花君や小谷君からの
お呼びだしがくるだろうから】
津雲【確かにもうそろそろですね】と
こちらも腕時計を見て確認する
鶴田【もう年の瀬だな
くれぐれも健康には
気を付けて来年も頼むわい】
津雲【来年もまだやるべき事が
残っているようですね
おかげ様で色々配慮
いただいた結果で、
何とか無事に年を越せそうです
それでは失礼します】
そう言って立ちあがり一礼をして
部長室を後にした…
津雲【年の瀬に探りにくるとは
来年分裂もあるだろうな
元々対極的の2人も家庭内別居
のようにいるからな】と
ぼやきながら
遊軍部に足を運んで戻って
いったのでした
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