こんばんは。
面白かったです。おっかないお話ですね。
包丁は一体誰の上に落とされたのか、ラストが気になりました。
煙を吸ったことにより、祖父の意志が乗り移ったように見えましたが、みんなを巻き添えに?
ちょうどこの間見た映画、「チェーンソーマン」のテーマに出てきた「田舎のネズミと都会のねずみ」を思い出しました。
「たまに訪れる自分達を愛おしそうに見つめる祖父に」が怖かったです。
ありがとうございました(#^^#)
作者からの返信
こんばんは。拙作をお読みくださって、本当にありがとうございます……!
わわわ! こちらは結構前に書いたもので、今よりも更に拙い文章かと思いますが、まさか春野様にお読みいただけるなんて……恐縮ですー!!
本当に、煙を吸ってしまった主人公は何処までが自分の意志なのでしょうね。この先どう生きていくのか……自分で描いたキャラクターですが、この祖父、ちょっとアレですよねえ。「愛おしそう」って……。
遠部右喬さま
こんにちは。
「全部お前に遣る」って、思いがけないものまで含まれていたんですね。
記憶。その中には、決して手放したくない強烈な感情のかたまりもあったものの、死ぬときにはそれを持っていきたいとは思わなかったのですね。あとに残るものに託し、その記憶をいつまでも継承させようとしているのでしょうか。この記憶を得た者はもはや単なる器、記憶に操られ、記憶を繰り返し、死ぬときには次の器を呼び寄せる。
うーむ、これは新たな生物の誕生かもしれません。
作者からの返信
佐藤様、こんにちは……おわーっ! こんな古いものまでお読みくださり、本当にありがとうございますー!
これ、ある意味「永遠の命」ですよねえ。突発的な死を迎えるか、記憶の継承を止めない限り、経験や感覚が誰かしらに引き継がれて……それとも、どこかでキャパシティオーバーしたりするんでしょうか……あるいは、昨今の嫌煙ブームでたばこの販売自体が無くなれば……(←煙草以外の煙でもいけたらどうしよう……)
いい話かと思ったら一転。
いや、祖父に乗っ取られるなんてラストにはならんよなくらいは思っていましたが、これは予想外。
あるいは「俺の最後の一服〜」からすると、私が予想したことも多少は入っているのでしょうか。
祖父が家族を見つめていた理由も、ガラリと印象が変わります。
主人公の男性も、しっかりと欲望を抑えられたらよいのですが。
不自由で自由な田舎暮らしを送る祖父と、自由で不自由な街暮らしを送る自分の生活
貧血にも似た、煙と共に自分の一部が何処かへ消えていきそうな眩暈と浮遊感と、相反するようにのしかかる重力。
↑
っ! 表現んんんんっ!
他にもあれど、特に目についたのがこの二つでした。
素晴らしい。
そして、どこまでも私の心を揺さぶってくださる。
ああ、魂が口から出て——。
作者からの返信
成野様、おはようございます。拙作をお読みくださり、コメントまで頂けて本当に嬉しいです! いつも、ありがとうございます!
乗っ取っては居ないかもですが、完全に押しつけではあるおじいちゃんですよね。
孫のこれからを考えてよ、人生変わっちゃったよ! って……彼が誘惑に負けてたらどうすんの、おじいちゃん!(←自分で書いておいて)
そして、端正な文を書かれる成野様に表現を褒めて頂けて、凄く嬉しいです! ありがとうございます! あまりの喜びに、私の魂も口から……ああ~……
こんにちは
祖父は医者に恨みがあったのか、あるいは、シリアルキラーだったのかと思っていたら
あらあら……食べちゃったよ(゚◇゚)
これは、予想外👏
相続って、借金の方も引き継がなきゃいけませんものね
負の遺産……、いや、もうこの期に及んでは、正(生?)の遺産でしょうか
祖父は自分が食べられることも想定内だったと思うのですが、そうすると、「だれに食べられたいか」までが、人生設計ですね
白羽の矢を立てられた主人公の今後の人生がいかなるものになるのか――なかなか興味深いです
ありがとうございました
作者からの返信
あばばばばこちらまで! 本当にありがとうございますー!
「『だれに食べられたいか』までが、人生設計」 ……それ、とても重要なところですね!
それにしてもこの主人公、自分で書いた話とはいえ、もっと怒っていいと思うのですよねぇ
一度味をしめてしまったら、もう後戻りはできないのに……
今後ずっと食欲と闘って生きていくことになるって、じいちゃん、とんでもない遺産を……!
改めまして、拙作をお読みくださり素敵なご感想を、本当にありがとうございます!
・みすみ・様に心からの感謝を……!