どうか、薔薇が永遠に眠り続けますように。

『薔薇を抱いて眠れ』――この神秘的なタイトルに惹かれて、私はこの小説を読み始めました。
そうしたらいつの間にか物語に惹き込まれ、ドキドキしながら先へ先へと読み進めていました。

ある軸を持ちながら登場人物それぞれの思惑が交差して物語を織り上げていくその様はお見事の一言。
ぜひ、読んでいただきたい小説です。