第12話 ただ、石投げするよりもニヤニヤしちゃうよね【ボックルについて】

 僕的には苦労の末ゲットした投擲武器類だが、折角の手裏剣達を使い捨て,投げ捨ては流石にもったいないし実戦でもないことから!!

 大老ドワーフの一声により見習い職人達のお仕事に割り振られ!

 普段、槌持ち振るうのは鍋の修繕や良くて包丁の直しや研ぎ位でモッパラ雑用に平職人からの雑用を任される程度で……(;´д`)。

 火事場内でも滅多に炉場前すら近付く事も無い中で、自分主体で炉の前に立てる事になった見習い君達に棒だの涙によって迎えられた!!(ショタもビックリ😵)


 結局は投擲武器なので、重心のバランスを整える事に苦心する見習いにとっては大仕事となり!!

 監督する白髪混じりドワーフの目線は、生暖かくも厳しく。

 たまに、完全に白髪と白髭ドワーフも見に来るので気を抜けないながらも仕事終わりの酒が普段より旨いと❗

やる気溢れる納品の数々……そう!

数々なのですよ❗


 あの日……怒涛の流れからの後ろでは、しかと仕様用途を確認していたうちの老執事は❗

 僕が可愛らしく?てぇ~(>д<*)い!!てぇ~(>д<*)い!!となんとか的に刺してる直ぐ横で!

 抜き撃つ瞬間が見えないシュッとしたいつもの立ち姿で人の急所であろう頭や両目に心臓とカンカン良い音して刺さる音しかしねーの…(;´д`)。

 たまに、ぼくの顔をみてからゆっくりと数本取り出し見せてから……。

それらを各急所へ的確にすべり混ませてニヤリ😏

(あれは絶対ドヤ顔だったね。)


それに僕は知っているのです。

 大老ドワーフさんが、酒飲み始める前にこの老執事用ホルスター等も含め自分用をしっかり発注してるのを(`Δ´)!

 納品に来た見習い君を見つけ、ウキウキに取りに行ってみれば丁寧に梱包されてズッシリした荷物を受けとる老執事を❗


 ただ腑に落ちないのはそれだけではなく、始めの納品時は僕用の各種20~30個位でたまに納品に来た見習い君に研いでもらってるだけに……。

 壊れても居ないし、訓練場で投げるから無くしもせん中で……未だに定期納品にくる見習い君達❗

 そして、用意される🎯的が日々新しく置かれる頻度が早い件についても腑に落ちない所。


 まぁ~老執事も気に入る位なので、うちの使用人達にも刺さった方々がいるならそれでいいのだが……そんなにいる?ってくらい大箱が届くのは刺さりすぎでは?

 これは、早めにパチンコ的スリングショットの導入か?

 スリングショットなら色々と目的変えた矢玉を用意すれば出来によってはモンスにも使えるハズ。(今度老執事に相談してからか?手裏剣の支払いもやってくれてるみたいだし……(・ω<) 。。)


 そんな毎日のダイエット生活の結果で、ダイブお腹周りもスッキリしてきた所!!

 自分の下着問題について改善要求する為に、初日の少しビビる見た目で目付き鋭いスラッとした見た目のホワイトエルフ婆様の工房に顔を出せば。

 もはや、かって知ったるひと様の工房で静かな侵入だったにも関わらず❗


エルフ婆様「坊ッ!!来たなら来たでしっかり挨拶しながら入ってきな💢

皆、集中してんだから邪魔な気を流すな💢」


「イヤイヤ👋オババよッ❗

少しでも邪魔してないよう~(>д<*)!

 ソロリソロリと動く健気な幼児に対して、切れんの早すぎでしょ~よ❗

オババの声のほうが皆の邪魔してるよ😏」


エルフ婆様「ハンッ❗うちのもんが、そんな柔なわけないだろ~が💢

 邪魔っていったら坊は、コレモって直ぐに帰んな❗」


 「おぉ~!注文通りの質感でしっかりボクサーパンツ~(>д<*)!

 一応、ブリーフとトランクスもお願いしたけどやはり履き心地と見た目的確に……ボクサーパンツ1択かな?」

 

エルフ婆様「気に入ったのならいいさ❗

 渡されたデザインや仕様を載せた資料は、親方様の商会が引き取っていったからもう少ししたらうちに大量発注するってんで…😏

今見習い含めて掛かりっきりなんだよ😊

だから早く帰れ💢」


「えッ(°Д°)まじかよ!」


 マダ他にもオーダーしたかったものもあるのだが……追い出されては仕方ない。


「それに、今後はオーダーせずにそこの商店でいつでも買えるって事じゃんね❗」(やったね😏)


 一応、一人で騎乗(載せて貰える)ぐらいになったのでワザワザ拘りの黄色ボックルを探して来てもらった😏珍しい真ッ黄色のボックルにのって(載せて貰い…。)帰宅するのです。


[ボックル]とは❗

 茶や緑が多く、黒や紺が夜陰に向いてるとして1部の人達から人気。

 その点真ッ黄色と白の個体は、何処にいっても目立つので希少❗

 野生で、生き抜く為にも比較的、頭が良いい傾向と逃げる脚力も他の個体よりある事から見つけると直ぐその場で捕獲になるか、探索者ギルドへ捕獲依頼が殺到する御貴族御用達モンス。


 日々ダイエットの成果と共に整う環境に、ニヤニヤが止まらないウキウキ加減でも訓練終わりの睡魔従うは襲われ……すぐに。

 フッと夢の中なのに?現実味のある映像が頭?眼前に!!よみがえるΣ(゚Д゚;)❗


〔 「父上!

私の天使達のお名前は決まって居るのですか?

ないなら候補を提案しても?」

と ググッと力強く迫ろうとしたら‼️

父上「あぁ決まってるよ!それはね・・・」 〕


 さっきまでは、確かな睡魔に襲われて寝る気満々だったが❗

 ガバッと起き出し一気に覚醒するには十分な記憶映像を認識Σ(゚Д゚;)❗

 それは、三年前にあった僕の弟と妹となる正に天使を具現化したようなメッキャワな双子ちゃんが、産まれた時の記憶に絶句する……(;´д`)ワシ。











 

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