最新話の40話まで読んだ時点でのレビューになります。
本格的な日本神話にそった和風ファンタジー?、SF?という感じの読み味の小説です。この手のお話って結構難しくて、普通にこの手の小説を書こうとすると、ややこしくなって表現方法が難しかったり、この手の小説を読む読み手は文芸寄りの読者が多いので、「文体」がネックになりがちなんですが、ここらへんが作者さまの文体とすごくマッチしていて小説全体からいい雰囲気が伝わってくるのが最大の特徴です。
でも、やっぱり一番の魅力は、不敬かもしれませんが、日本の神さまの描写だと思います。神さま一人一人のキャラが立っていて、すごく魅力的になっています。キャラ文芸としてもいけるのではないか? と個人的には思うくらいですので、この小説を読むときは是非、でてくる神さまのキャラに注目してみてくださいね。
古事記、日本書紀の神話をモチーフにした、古いようで新しい、令和という新時代のウェブ小説に新たな旋風を巻き起こしてくれそうな現代ファンタジーモノです。
普段のアクリル板W先生の文体らしからぬ(いい意味で)ライトで読みやすい文体に仕上がっており、日本の神話に詳しくなくとも作中でわかりやすい説明があるので躓きもなく、続きがめちゃくちゃ楽しみになります。
現段階でまだ義理の妹しか(実の妹にも言及はありますが)本編に登場していないのですが、この義理の妹がまたかわいいんですよね……ええ……これからどうなるんでしょうか。期待しかありません(完結したらレビューを書き換えます)。