第4話 中学時代

小学校を卒業して近くの中学校に入学した。部活は2つ上のお姉ちゃんもいたからって理由で吹奏楽部に。ここが運命の出会い。

私は小学校の時からある夢があった。だから学校での勉強を頑張った。そして部活も一生懸命取り組んだ。

ちなみに私のこの時の夢は医師になる事。ドラマをキッカケに医師になりたいって思った。その為に必死に勉強をした。

部活ではフルートを演奏していた。お姉ちゃんもフルート。お姉ちゃんに習った。

勿論小学校の時に仲良くなった美結も一緒。同じパートに後の旦那となる悠晴もいて最初は普通に部活のメンバーとして話をしていた。だけど気になり始めたのは秋頃。一緒にいて楽しかった。それに凄くかっこよくて優しくて。付き合いたいなって思ってた。私はとある決意をした。


それはバレンタイン。バレンタインに友達と友チョコをしたりした。でも手作りはしてない。買ったものをあげた。

でも悠晴には特別に手作りチョコを作って渡す事にしてそこで告白しようと決意した。部活の終わり下駄箱の所で2人きりになった。


「荒牧、用事って何?」

「原田君って好きな子いるの?」

「いるけどまだ付き合ってはないよ。」

「そうなんだ。」


やっぱり好きな人いるんだな。私なんか相手にもしてないよね。まぁチョコ渡して伝えるだけ伝えよう。


「今日、バレンタインじゃん?だからチョコ作ってきたんだけど食べてくれない?」

「ありがとう。」

「後伝えたい事があるの。実は」

「えっ、待って。俺から言わせて。」

「えっ」

「実は荒牧の事が好きです。付き合って下さい。」

「えっ。本当に?」

「うん。」

「実は今日告白しようって思ってたの。」

「俺、さっき好きな人いるって言ったじゃん?それ荒牧の事だったの。」

「嬉しい。私なんかで良かったらお願いします。」

「寧ろ俺でいいの?」

「うん。」


実は両思いだったみたい。凄い嬉しかった。こうして私と悠晴は付き合い始めた。この日を機会に呼び方が私は悠晴、悠晴は私のことを茉那と呼びあうようになった。

勉強は私の方が得意で悠晴に教えてた。運動神経は悠晴の方が断然にいい。

家は意外と近所でお互いの家に遊びに行くように。悠晴の親もすごく優しくて良くしてもらった。中学生生活も楽しく過ごす事が出来無事に高校に進学。

残念ながら高校は別々に。

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