主人公の順は、憧れていた葵ちゃんに振られてしまいます。
死人のような目で彷徨う順。
けれど、黎明期のパソコンとの出会いが、彼の人生を変えていきます!
葵ちゃんへの想いを詰め込んだゲームを作り出すくだりは、
ちょっと方向性が心配になりましたが(^^;、
その後、パソコン部を立ち上げ、愉快な部員の獲得、そして文化祭と、
さまざまなイベントを、面白おかしく乗り越えていきます。
描かれる世界は、レトロで、どこかで見たような現実。
でも、自分に重ねてしまいたくなるような、等身大の青春がありました!
難しい話は一切ありません! 肩の力を抜いて、楽しめます。
パソコンで、ゲームや音楽を、自分の手で創る。
ちょっとでも共感するところがあれば、ぜひ読んで頂きたい!
そんな、素敵な物語です。★★★彡
1980年代の、かっこよくいえばコンピュータギーク(当時はそんな言葉はなかった)たちの青春ストーリー。多分リアルなパソコン研究会って隂の者ばかりだったという気がしますが、彼らは男女でビーチに行ったり、シンセでステージライブやったりと中々に青春を謳歌。だけどゲーム作成やコンピュータグラフィックス、シンセの打ち込みなどパソコン部らしい活動もしっかり。おまけに恋も……。ええ、ナニコレエ、リア充じゃん! と言いたくなるような王道青春モノ。当時のPCオタク界隈の空気感を知りたい人、懐かしみたい人、おじさんたちの青春時代を覗きたい人、いろんな人におすすめです。