日本の野球やＮＢＡなどでは、どこそこのＯＢでチームを作ったらどんなチームになるか、という企画があります。

　先ほど、何となく「どこそこの大学出身者でアメフットチームを作ったら」はできるのだろうかと考え、ちょっと探していたら、Referenceに出身大学別に選手を集めたページがありました。

　さすがアメリカ、こういうマニアックな記録もある……

「どこが一番多いんだろうなぁ」というのもすぐに答えが出ていてノートルダム大学で延べ６３３人。

　６３３人……。ＯＢも含めたら各チームに２０人（エクスパンションの年などは無視）くらいいる計算になるわけですか。

　現役では５６人だそうです（ちなみに現役が一番多いのはアラバマ大で８９人）。コーチも大勢いそうですし、日本みたいに「ＯＢの先輩には挨拶行かなければならない」と大変そうです。

　ちなみにＭＬＢはデータが正確でないという留保つきながらアリゾナ州立大が５４４人いるようです。

　日本のブロ野球は明治大学で１５４人のようです。現在１２チームしかないことを考えるとこれも中々の数と言えるのかもしれませんね。

　ちなみにノートルダムＯＢでアメフトチームを作ったらどうなるか。レーティング上位から引っこ抜いてみます。古い選手もいるし、全員知るわけではないですが。

★オフェンス

ＱＢ：ジョー・モンタナ(1979-1994)

　この時点で凄く強いのでは、という予感が。

ＲＢ：リッキー・ウォータース(1992-2001)かジェローム・ベティス(1993-2005)

　ウォータースはちょっと分からないのでベティスですかね。

ＬＴ：ロニー・スタンリー(2016- )

ＬＧ：ボブ・クーチェンバーク(1970-83)

Ｃ：ティム・グルンハート(1990-2000)かティム・ルディ(1994-2003)

ＲＧ：ザック・マーティン(2014- )

ＲＴ：ジョージ・クンツ(1969-80)

　Ｇはどちらも優秀でマーティンは殿堂入り級。

　ＣとＴはちょっと人数不足で現役のスタンリーにも期待。

ＷＲ：ティム・ブラウン(1988-2004)

ＷＲ：ゴールデン・テイト(2010-20)

　テイトは微妙に落としそうだしリターナーもさせたいので、ブラウン頑張れとなりそうです。

ＴＥ：デイヴ・カスパー(1974-84)

ＴＥ：マーク・バヴァロ(1985-94)

　カスパーは４回、バヴァロは２回オールプロ選出、２ＴＥ隊形が良さそうです。古い選手なのでスタッツしか分かりませんが。

★ディフェンス

ＤＥ：ジャスティン・タック(2005-15)

ＤＴ：アラン・ペイジ(1967-81)

ＤＴ：ブライアント・ヤング(1994-2007)

ＤＥ：バートランド・ベリー(1997-2009)

　ＤＴは両方殿堂入りの強烈な選手、激しいプレッシャーが期待できるでしょう。でもペイジは７０年代だし、ヤングも見始めと被るけどその当時の49ersはあまり強くなかった感。

　ベリーは２年しか活躍していないですが、まあ。

　タックはＮＹＧでパッツの全勝優勝阻んだ時の主力。印象深い選手です。

ＬＢ：ジム・リンチ(1967-77)

ＬＢ：ニック・ブオニコンティ(1962-76)

ＬＢ：ジェレマイア・オウス＝コラモア(2021- )

　古い２人に現役のオウス＝コラモアという３人。プロボウル回数はマイロン・ポティオスの方が多いですが、中っぽいので。

ＣＢ：デイヴ・ウェイマー(1980-92)

ＣＢ：トッド・ライト(1991-2002)

　ウィエマーは現役中にコカイン使用による心臓麻痺で急死したのだとか(汗

　共にプロボウル１回ずつなので、すごく強いとは言いづらいかも。　

ＦＳ：デイヴ・デューアソン(1983-93)

ＳＳ：カイル・ハミルトン(2022- )

　現役の期待の星ハミルトンに、ベアーズ最強ディフェンスの一角だったデューアソンのコンビですので、中々頼れそうです。

★スペシャルチーム

Ｒ：ゴールデン・テイト

Ｋ：ジョン・カーニー(1988-2010)

Ｐ：クレイグ・ヘントリッヒ(1994-2009)

　リターナーはレシーバーのテイトに。

　キッカーとパンターは共にキャリアが長いしオールプロ経験もあるので、まあまあ安定したものを期待できるでしょう。