編集済
後篇への応援コメント
先日は僕の作品へのコメント、ありがとうございました。
こちらの作品、言葉の一つ一つがとても深い意味を帯び、自分の心に突き刺さってくるように感じました。
それは、「何かを生み出さなければ『愚者』である」という、藤代先生から学生達への問いかけの部分を読んでから、ずっと続いていたように思います。
でも、読み進めると先生自身も「何も生み出せていない」ことの苦しみを味わっていたんですね。
学生である未咲がその答えを示し、自分を生み出したのが先生であることを述べた場面を読み、先生もきっと苦しみが少しは和らいだと思います。
読む側にも人生の意味や言葉の一つ一つの重さを感じさせる作品だと思います。素敵なお話、ありがとうございました。
作者からの返信
Youlifeさん、お忙しい中お読み頂きありがとうございます。
本作を丁寧に読み解いて頂きありがとうございます。
ものをつくるということの歓びも苦しみも、きっとここに集う方々はよく理解されているのだと思います。
そんな方々にこのようなあたたかいご感想を頂けて、本当に光栄です。
ありがとうございました。
編集済
後篇への応援コメント
素晴らしい物語でした。
まず、ゆったりとした空気感。そして、藤代先生と美咲がしっかりと息づいている。
心に残った表現や哲学をメモしながら拝読いたしましたが、沢山ありました。
まず、「生み出す者」になるという事、そしてその生み出し方。作家として、画家として、教育者として。本人達が気づいていくんですね。
また、知る(識る)という事は定義づけをするという事であり、だからこそ学びって大切なのですよね。世界が広がるし、他者理解にもつながるので。人それぞれ視えている世界って違うのですものね。
特に気に入った言葉は、
「――あなたには、一体どんな世界が視えるのか。それが、知りたかった」
ここです。これが、まさに恋ですよね。
思慮深く洞察力に長けた視点がこの物語を生み出したのではないかと感慨に耽りました。
素晴らしい物語をありがとうございました。
作者からの返信
葵さん、お忙しい中お読み頂きありがとうございます。
とっても嬉しいご感想に「わあぁ……(´;ω;`)」となりました……!
表現をメモ頂けるなんて、むっちゃ光栄ですv
本作はものを書くようになってから初めて純文学を意識して書いた作品でした。
なので、自分が書きたかった言葉や表現を詰め込みまくった記憶があります。
こちらこそあたたかいご感想ありがとうございました。
後篇への応援コメント
拝読させていただきました。
とても素晴らしい物語で堪能させていただきました。
未咲の気持ちの沈んだところから始まるので前半は少ししっとりとした雰囲気。そして転部となるビリジアンを経て視点変更。
視点が変わったあとにあらわれた未咲が生を取り戻したように生き生きとしていて、この構成も素晴らしいと思いました。
アウトプットすることで他者とつながっていく人たちは、やはり創ることで生を得るのかな。藤代先生もそうなんじゃないかな。
とても面白かったです。
作者からの返信
島本さん、お忙しい中お読み頂きありがとうございます。
「アウトプットすることで~」の一文にとても共感しました。
創ることはアイデンティティーでもありますよね。
構成についても触れて頂き、とても嬉しいです。
これからもっと良い作品が書けるよう精進して参ります(`・ω・´)
あたたかいご感想ありがとうございました。
後篇への応援コメント
純文コロシアムのほうから来ました!
お互いに〝過去〟を抱えていた未咲と藤代先生が、関わり合っていくことで、何かを生み出すという行為において、確実な一歩を踏み出し始める流れが、端麗に描かれていて、非常に興味深く読ませていただきました!
タイトルも、「愚者」が藤代先生、「咲かない花」が未咲を表してるんですね!
読みながら、ビリジアンやバーミリオンなども調べてみました! ただ緑やオレンジだと思っていた色たちが、こうやって細分化されて表現されていたと知って、作中の「言葉を知れば、世界が変わる」をすごく実感できました!
純文学としても、とても完成されていて、素晴らしかったです!
大変勉強になりました!(私の作品も読んでいただき、ありがとうございます!)
作者からの返信
五十嵐さん、お忙しい中お読み頂きありがとうございます。
勉強になったなんて……なんとありがたいお言葉(´;ω;`)
自分でも気に入っているタイトルなので、そちらにも触れて頂けてとても嬉しいです。
ビリジアン、小学生の時たまたま図工の時間に絵の具に入っていたんです。
こうして大人になってから作品に使えるなんて、ラッキーでした(´ω`*)
あたたかいご感想ありがとうございました。
編集済
後篇への応援コメント
過分な自惚れであることを承知で申し上げれば、
私がこの作品と一番深く溶け合った自信があります。
まさに、今自分が創作に向き合っているように
彼女の言葉は私に寄り添い刺さり、そして吹き抜けていきました。
意外でもあった、後編の主観変化。
しかし、それこそがこの作品の底しれぬ溶け合いを生んでいると気づきます。
彼女とのシンクロ、憑依と感じていたのはむしろ……彼女に対する畏怖と嫉妬、そして憧れであったと。
私の視点は、彼の視点のそれでもあったのだと気付かされました。
何も生み出すことのできない愚者だ。
その言葉は私の心をも貫きます。
自分の作品が世に響かないことを悟り、いや、そんな事はとうにわかっていても、それでもしがみつこうともがいた結果がこんなくだらない企画であり、貰ったコメントを自分を慰めるだけの道具にしてしまっていると────
まだ、彼のように素直に彼女の言葉を受け取れる自分ではありません。
最後の最後で、残念ながら憑依は剥がれていきました。
しかし、この作品を取り上げることができたことは、ひとつ喜ばしいことと思えます。
この作品は、形を変えた創作論でもあると。
これから、創作を志す者
創作に膿んで、筆を置こうとするもの
結局は誰かに褒められることが目的で、
実はそれほど小説が好きではなかったのだと気付いてしまった者にも
この作品は響くかもしれない。
素晴らしい作品でした、心が決まってしまったような気がします✨️
作者からの返信
天川さん、お忙しい中お読み頂きありがとうございます。
そして素晴らしいレビューとご感想まで頂き、本当に光栄です。
本作の根底にはこれまでに出逢ってきた先生との対話や思い出があり、それが自分の志すものである創作というモチーフへとつながっていきました。
そういった意味で、確かに本作は一種の創作論でもあるのかも……と天川さんに頂いたご感想で気付きました。
本作を深く読み込んでくださったこと、本当に光栄です。
これからももっと良い作品が書けるよう精進して参ります。
この度は素敵な企画の主催ならびにあたたかいご感想をありがとうございました。
中篇への応援コメント
その眼差しはマグカップを貫いて私の指をも机に縫い付けるようだった
この表現がたまりません。
彼の視線に白旗を上げるタイミング
随分意地の悪いことを聞くと思った、その感情までもが彼女との完全一致を果たす……私が最も読みに集中している状態──彼女に憑依シている状態だ。
おばあちゃんの教えてくれた色
ビリジアン……そして彼女にとってそれは受動
バーミリオンは、多分……能動
他の色を混ぜても作れない、と云う言葉が私の中に広がる。
交わらない視線、溶け合わない……色
────────────。
作者からの返信
天川さん、お忙しい中お読み頂きありがとうございます。
机に縫い付ける、こちらの表現も気に入って頂けて嬉しいです(´ω`*)
藤代と未咲の間には大きな隔たりがあり(少なくともこの段階においては)、それを丁寧に読み解いてくださり感謝感謝です。
自分の書いた作品を深く読み込んで頂けるって本当にありがたいことですね……!
あたたかいご感想ありがとうございました。
編集済
前篇への応援コメント
描かなくてもこうやって生きていられる私は、きっと本当の意味で絵を愛していなかったのだろう。
この言葉が、一気に私を共感の渦へと飲み込みます。
大学というものを知らない私にとって、この物語(せかい)は新鮮な驚きと感動に満ちています。
私は彼女と心を溶け合わせ、彼の講義を受けるのが楽しみで仕方がありません。
文字も言葉も伴わない、心のやり取り。
行間を読むという作業がこれほど楽しいものとは思いませんでした。折しも、物語の内容が文学──
沈黙を饒舌に操り、沈黙によって相手を誘い問いかける。
この空気感がたまりません。
不思議な彼に、彼女より私のほうが先に飲み込まれてしまった「自信」があります。
作者からの返信
天川さん、お忙しい中お読み頂きありがとうございます。
本作は自分の中で初めて純文学を意識して書いた作品でした。
なので、天川さんにこのようにご評価頂けてとても嬉しいですし、光栄です……!
当初別サイトに投稿した際にも「描かなくても~」の一節を気に入ってくださった方がいたことを思い出します。
あたたかいご感想ありがとうございました。
後篇への応援コメント
未来屋様
>『生み出す者』の輝きが強い程、自身の影は色濃く伸びていくばかりだ。
この一文が、大好きです。
物語全般に対する感想については、レビューコメントに譲ります。
例えようもない孤独を、こうして言葉にされる作者様がいらっしゃることに、
憧憬の念を覚えます。
素敵な作品でした。
未来屋様の作品を、一度限りにするのはもったいないので、また立ち寄らせていただきます。
作者からの返信
西奈さん、お忙しい中お読み頂きありがとうございます。
そして素敵なレビューまで……!
自分としては初めて純文学を意識して書いた作品だったので、今回このようにご評価を頂けてとても嬉しく、光栄です。
今月は自分の中では純文学月間なので、もっといい作品が書けるように頑張ります!(`・ω・´)
あたたかいご感想ありがとうございました。
後篇への応援コメント
「言葉を知れば世界が変わる」
主人公は雨の名前を、先生は色の名前を知ることで、新たに生み出され、世界が変わっていったんですね。
受験で、評価で、選ばれなかったが故に「好きなものを拒絶された・諦めた」人たちの繊細な心が見事に描かれ、「好きなものは好きだと伝えていい」というところに辿り着いたラストには前向きさや強さなどが伝わってきました。
2人の研究室での逢瀬は静かで、でもあたたかく、優しい。
その心地よさが凄く伝ってきました。
素敵な物語をありがとうございました。
作者からの返信
篠崎さん、お忙しい中お読み頂きありがとうございます。
本作は「折角だし文学的な作品書いてみよう!(`・ω・´)」と、当時の自分なりに頑張って書いた作品でした。
なので、自分としてもなんだか懐かしく思い入れのある作品です。
研究室のシーンを筆頭にちょっと静かで地味めな作品でもあるので、素敵な物語と仰って頂けてとても嬉しいです……(´ω`*)
自分自身も色々な言葉を知ることで見える世界を広げていきたいと思います。
あたたかいご感想ありがとうございました。
後篇への応援コメント
読んでいてとても心地よい短編でした!すっごく好みです(*'ω'*)
>言葉を知れば、世界が変わる
藤代教授のこの言葉、素敵ですね。言葉を知っているだけで見える世界が変わり、その世界が自分だけの特別になる感じがグッときました。
未咲さんと藤代教授の二人だけの静かな時間も、最初はぎこちなかったけれど、二人にとって大事な時間になっている気がして素敵だなと感じました…!
作者からの返信
浅川さん、お忙しい中お読み頂き、ありがとうございます。
また、素敵なレビューまで……!
この作品は自分の中で純文学を強く意識して書いた作品だったので、すっごく好みと仰って頂けて、とても嬉しいです(´ω`*)
他のひとはどんな世界を見ているのだろうと考え始めると、なんだかすごくまた世界が広がるように感じます。
あたたかいご感想をありがとうございました。
後篇への応援コメント
天川さんの純文コロシアムから参りました。
ビリジアンとバーミリオンは、捕色の関係ですよね。唐突に彼女の口から走り出た、この二つの色の名。
まるで「エウレカ!」の響きのようでした。
男と女、教授と学生、初老と若者。
共通するのは、倦んだような挫折感。
しかし雨に「時雨」という名がついていることを知った時に、生み出すことは、他の人の知らぬ名を、感情を、雨を見ているあなたを見ているわたしのこの気持ちを、表現を通して伝えることなのではないかと閃いた彼女が、衝動的に描き出したものがその啓示を与えてくれた先生の肖像であったというのが、締めに響いてきますね。
『愚者は咲かない花を視る』というタイトルと、未だ咲かないというヒロインの名も、象徴的でした。
読みやすく、万人に共感されて愛されるかたちの純文でありながら、感想には各々でばらつきが出そうです。
筋立ては簡単ながらも、そこに作者の視点と読者の視点を加味することで、まるで別の現実を現実の上に重ね合わせるような作品は、天川さんの今回の企画にまさにぴったりの一篇だったのではないでしょうか。
作者からの返信
朝吹さん、お忙しい中お読み頂きありがとうございます。
濃厚なご感想……! 本当に嬉しいです(´ω`*)
タイトルとヒロインの名前は自分でも気に入っているので、触れて頂けてとても嬉しいです。
実は補色は偶然だったんです……自分の中でぱっと閃いたのがこの2色で。
当初本作を別サイトで投稿した際に読者の方にご指摘頂き、ラッキー……となりました……笑。
創作という所もWeb小説投稿サイトと相性が良かったのかなと思います。
素敵な企画に出逢うことができて本当に光栄でした。
あたたかいご感想ありがとうございました。