作者の歴史考察が冴えた作品です!戦いや冒険譚として見るよりも歴史を見て見るって点でオススメ!
一部からずーっと読み続けてきたのですが、派手な戦闘シーンがあるわけではないし、ファンタジー要素も非常に落ち着いた表現だし、それでも惹かれるのはなぜだろう。ずっと考え続けた。それで冒頭の言葉に戻るわけです。丁寧な歴史考察があるからでしょうか、思わず次を確認したくなる展開です
紀元前のユーラシア世界を舞台に、五龍と人々の興亡を描くスケールが圧巻でした。史実と神話が緻密に融合していて、もう一つの世界史を読んでいるような臨場感です。航海編に入ってからの交易描写もリアルでしっかりディテールまで描かれています。また、青龍や黄龍など五龍が、それぞれの導師と対話する場面は人間的な温かみも感じました。歴史と神話を好む人におすすめしたい大河ファンタジーです!
中華系ファンタジーを執筆されている方にオススメな作品です。馴染みのない漢字(常用漢字以外)も多く出てきますが、勉強になります。漢字だけでなく、「官職名」や「中国の地名」等も多く登場する作品なので参考になるかと思います。執筆されている方はもちろん、中華系ファンタジーそのものをお好きな方にもオススメです。特に読み応えのある作品をお探しの方にぴったりかと。専門用語が多いので、玄人向けと言えるかもしれません。