第2話モツ鍋で

一行は「鍋秀」に辿り着いた。ここは、モツ鍋で有名な店。

5人が畳の部屋のテーブルを囲むと、真ん中のコンロに鍋を乗せて、店員が火をつけた。

鍋蓋から蒸気が出てきたら食べ頃だと言う。

お各々好きな酒を飲み、鍋を待った。

この店は既に、具材を入れて準備する。

「やっぱ、柴垣は馬鹿だよな」

と、山崎が言うと、

「アイツ、自分より立場が低いヤツをイジメるんだ」

と、兼古が言った。兼古はいつも、柴垣の嫌がらを受けていた。

「秋の人事で、柴垣を主任から下ろす」

と、有友が言った。彼は、課長なのだ。

「あの馬鹿、女子会なのに後付けてきて、酒を飲むんですよ」


鍋が沸騰した。

大量のニラがあり、下にモツがゴロゴロ。

「うわぁ〜、美味しい」

と、柴川が言うと、 

「ホント。美味しいね、さくらちゃん」 

と、小沢ななみが言った。

兼古はまだ、ビールを飲んでいる。オジサンの有友と山崎は、何故かコーン茶割りで、女子は梅酒を飲んでいた。

「コーン茶割りって、甘いなあ~」

「血糖値上がるよね」

「うんうん、モツで尿酸値もね」

「アハハハハ」

と、馬鹿な会話をオジサン達はしている。

鍋の終わりは、ご飯を入れておじやにした。

5人は満足して、店を出た。

「課長ご馳走様でした」

と、若い衆が言うと、

「たまには、飲もうね」

と、言って解散となった。

彼は、事ある事に飲み会を開く様になった。

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