第15話 デモシカ詩人のぼやき
このところ、エッセイまで手が回っていませんでした。
私は、詩人になりたい。詩人以外の何者にもなりたくない。
- ヘルマン・ヘッセ
小説ばかり書くのもなかなかなぁ。楽しいけど。
ノンフィクションばっかりも疲れるなぁ。楽しいけど。
でもなぁ・・・、なんだかな。
そ、そうだ!
詩だ、詩!
詩でも、書こう!
というか・・・、短歌や俳句もいいけど、なぁ・・・。
詩しか、書けそうもないや。
というわけで、デモシカ詩人のできあがり。
- 与方藤士朗
実態は必ずしも今申し上げた通りってことでもありませんが、このところ、こんな調子で、詩ばっかり書いておりました。たまに、短歌もね。都都逸も俳句も川柳もあるけど、長唄や、まして漢詩なんてとんでもない。
というわけで、さっと書いてまとめられるのって、詩、それも口語自由詩が、そのときにはベストなのですよ。そこにきて、長文を書いたり短詩形にまとめるのは難しくても、詩なら、ほどほどの量でほどほど書けばいっちょできあがりときたものなのです。俺たちの旅じゃないけど、そういう、ものなのです。
ヘルマン・ヘッセに追いつき、追い越せなんて威勢のいいこと言い出したけど、私なんて、もとをただせば、デモシカ教師も裸足で逃げ出すデモシカ詩人なのよ。
さあ、詩でも書くかぁ~。
ていうかぁ、詩しか、書けないのよねぇ~。
かくして、デモシカ詩人は、今日も元気に詩作に励んでおります。
何と申しましても、元祖キュアアイドル、アイドルとは言うものの、怠け者の方の、アイドル。
そんなことを言っているうちに、詩がまた、出来てしまいました。
たくさんの詩が、私の耕すべき「畑」を作ってくれているのです。
どやぁ。
正確には、スペリングが違いますからねぇ~(苦笑)。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます