ゴシックホラーの傑作！（ネタバレなし）。

読了しました。

世界観的に、ウンベルト・エーコの『薔薇の名前』のような姿を思い描きながら、興味深く読ませていただきました。

ゴシックホラーという、ジャンルのなかでも優れたWeb作品だと思います。

以前、作者さまはそのままのキリスト教ではなく、キリスト教的な文化が根ざした別の世界線のお話だと語ってらっしゃった気がします。

歴史に対する、確かな造詣がなければ、ここまでのリアリズムを描くことは不可能でしょう。

長く、蓄積された知見や洞察が、結晶となって本作が生み出されたことと思います。

素晴らしい物語をありがとうございました！