来客(カミキリムシ2)への応援コメント
あーっ、一見親切なようでいて自分が絶対のルール頂点というタイプの子!頼むからそのまま大人になるんじゃないぞ…毒親になっちまう…;;
作者からの返信
この子はほんとに末恐ろしいです。でも昔、こういう子ってクラスに1人くらいはいたんですよ……。その子のやってることははっきり言っていじめでしたが、本人は全然悪びれなくて、しかも教師には受けが良かったのです。
あの時の子たちがそれからどう成長したか、会った事がないのでわかりませんが、自分が1番じゃない世界に放り出されて周りをきちんと理解するようになっていてくれれば、と思います。
ザトウムシ(2)への応援コメント
おお、これまた不思議で良いお話……!いや苦労したじーちゃんたちからしたら全然良い話じゃないんですがw ザトウムシさんは助けてくれたのか孫をさらったのか、はたまた別の要因か…。解決が描かれないゆえに想像が広がりますね。
そうだよ、まだふらふらいなくなっていい歳じゃないんだよ!と言いたくなりますが、私も葵ちゃんくらいの歳にはきっともういっちょまえの気分でいたと思います。ちゃんと反省するの、えらい!
作者からの返信
このザトウムシは中学生の頃に初めて見て、世の中にはこんな不思議で面白い虫がいるのかと夢中で眺めたものです。
ゆあんゆあんと長い脚に小さい胴体がぶら下がるようにして移動する姿を見ていたら、ついつい追いかけて山に入ってしまいそうだな、と思ってこんな話を思いつきました。何のオチもないのですが、虫って何となくそういう生き物だなと思っています。
中学生くらいの時って、ほんとにもう自分は大人だって思っているんですよね。だからすぐ親に反発するし、周りのいう事を聞くのがカッコ悪いみたいに思っちゃう。私もそうだったなぁ……(´∀`*)
カナブンへの応援コメント
お邪魔します!ああ、切ないですね…。子供らしい残酷さ。けれどあの時は子どもだったからと忘れることも許さないのは、眼帯の彼の優しさでもあるんでしょうか。
いつもは忘れているけど、こういったことって何かのきっかけでそれはそれは鮮明に思い出しますよね。あの時ああしていたら…ってばかり。過去の重みはなかなか軽くはなりませんね;;
作者からの返信
いらっしゃいませ!お読みいただきありがとうございます!
子供は無垢だというけれど、善悪の判断や理性の発達も未熟で、それゆえに信じられない残酷さも持っていたりしますよね。
でも、誰かに傷を負わせたのならそれは罪で、負った傷は「子供だから」では消せないもの。同時にこの場合、彼女自身が感じている罪もまた彼女にとっては大切なものでもあります。
過去の記憶は思い出して反芻すればするほど、思い出しやすく深く刻まれてしまうものですよね。身軽になりたいのに、自分で自分を追い込んでしまう。この温室に来る人々はみんなそうです。たぶん、私自身がそういう人間なのだと思います。
編集済
夏休みの終わりにへの応援コメント
良かった……とても良かったです……!!
偶然のようで必然だった、でもそれは「運命」なんて簡単な一言では済ませられないような、そんな気持ちで事の顛末を見守りました。
強いて言葉を選ぶなら、縁というものなのかな、なんて。虫達が間を取り持った、人の縁。
カイコの回の
>虫たちは誰も恨みませんよ
という台詞がとても印象に残りました。
この物語は、葵ちゃんの目を通して追わなければならなかったんだなあ、としみじみしています。
素敵な物語をありがとうございました!
(追伸)
本文にある「運命」という言葉を否定するつもりはまったくなくって、そう考えた葵ちゃんを、更に外側から優しく包み込む感じが作品全体から伝わってきて、なんとかしてそれを言語化しようとしたけど、しきれなかった……のでした。おおおお言葉が足りなくて申し訳ない……。
どんな虫がどんなエピソードを運んでくるのか、毎回とても興味深かったです!
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!!
縁、というのは確かにありますね。先祖の縁であり、この場所にやってきた理由である縁であり、虫に取り持ってもらった人々との縁。あっ、そう言われるとラストの一文を書き直したくなってきました(笑)
「虫たちは誰も恨みませんよ」という一文は、実は自分に宛てた言葉でもあります。
私自身、子供の頃は虫が大好きだったのに、いつからか苦手になってしまった人間です。
その発端が、よくよく思い返してみると、部屋に入って来るゴキブリを殺す様子を頻繁に見るようになったこと、死んでいく彼らの無念そうな姿をまざまざと見せつけられたことなど、虫の死に強烈な罪悪感を感じた経験から来ているように思います。
でも、そんな自分だからこそ、一度は虫の話を語ってみたかったのです。
そう考えると、葵に聞いてもらう事で私も救われたようなお話ですね。
こちらこそ、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
編集済
夏休みの終わりにへの応援コメント
完結おめでとうございます。とても面白かったです。
「主観」「他の人からみた事実」「実際に起きたこと」って少しずつズレていってしまうものですよね…。そういうものに囚われてしまうとそれがいつしか自らを縛る呪いになってしまう。総一郎さんも知らず知らずのうちに囚われてしまっていたけれど、同じように虫を好きだといってくれる葵ちゃんが現れたことで、やっと自由になれてよかった…!
余談ですが、初めに温室が出てきた時に「これなんとなく繭っぽいな。後からカイコ出てきたりして」と思ってたので、さいごに出てきた時はガッツポーズをしました笑
しらすさんの書く文章好きなので、また読ませてくださいね。よい年末を♡
作者からの返信
最後までお読みいただきありがとうございます!面白かったと言って頂けて何よりです。
そうなんです。一人一人視点が違って、他方から見れば単なる偶然、そもそも何でもない話が、本人にとっては因縁の事件になったりするものです。
しかも自分が呪われているなどと思えば、自らその思い込みを強化してしまいがち。総一郎さんと温室はそうやって出来上がってしまったのです。一方葵ちゃんはただの通りすがりかと思ったら、実は総一郎の血筋でもあり、とここも実は御縁があって助けた形です。縁は人を縛りもするし解放もするものですね。
そしてなんと勘のいい……!
雨音で虫、という組み合わせで気づく人がいるかも?と思ってはいましたが、温室全体のイメージから気付いてくださるとは!嬉しいです。
私の書くもの、好きだと言っていただけるなんて……好きです!(告白)
良い年末をお過ごしください!
夏休みの終わりにへの応援コメント
完結、お疲れさまでした!
もの言わぬ虫たちとの因縁めいた話。
悪いことがあると、何かのせいにしてしまいたくなっちゃいますよね。
総一郎さんも自分を縛っていたものから解放されてよかった。
いろんな虫が出てきましたが、最後は爽やかな読後感で面白かったです!
良いクリスマスを♡
作者からの返信
最後までお読みいただきありがとうございました!
虫たちは何も言わないけれど、言わないからこそ人の心に訴えるものがあるのかもしれないですね。しかも苦手な人でなくとも強いインパクトを与える姿。そこに不吉なものを見出してしまうのは、そう考えると仕方ないことかもしれません。
最後は爽やかだと感じていただけて良かったです!
虫が大好きな総一郎、実はそのまま温室を維持するという方向にするか悩みましたが、最後は報われてほしかったのでこんなラストになりました。
ながるさんには期間中毎回リポストで応援もしていただいて、本当にありがたかったです。
良いクリスマスをお過ごしください!
夏休みの終わりにへの応援コメント
完結お疲れ様でした。
怖い話もあったけれど、全て人間の頑なな心が作り上げた恐ろしさでしたね。虫はただ淡々と生きているだけ。そして総一郎さんについても、おじいさんにお話を聞けて良かったです。本当はとらわれる必要なんかなかったのに、それでも何かを待っていたんでしょうね。そしてそれは葵さんが持ってきてくれたような気がします。
葵さんが家族に言われるまま待つところから一歩踏み出せたのも良かったです。あのまま、待っていただけではきっと、後から蟠りになったでしょうから。
そういえば、蟠りって虫の字が入っていますね、なんて今気づきました。
企画への参加もありがとうございました。一緒に楽しめて嬉しかったです。
メリークリスマス!
作者からの返信
こちらこそ、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
呪いと言うのは「誰かに呪われている」と思うだけでかかるもの、という話を昔聞いたことがあります。そして、一度そうだと思ってしまうとそれに関わる何もかもが呪いのせいに見えてくる、と。
総一郎さんが一人で思い込んでしまったのも、そういう「呪い」の怖さみたいなものだと思います。それを打ち破ってくれたのが、虫が好きだという葵の「祝福」に等しいものでした。
蟠りと言う漢字、確かに虫の字が入ってますね!元は虫の行動などから転じた言葉だったりするのでしょうか。と書いていて手元に漢和辞典がないことに気が付きました。引っ越しの時に置いてきてしまったようです。今度また辞書を引いてみようと思います。
こちらこそ、素敵な企画をありがとうございました!
私は毎回この企画で新たな扉を開けている気がします。今回は、「短編以上の未完」からの脱却でした。だいぶ体調も身の回りも落ち着いてきましたし、そろそろ本腰を入れて作品と向き合っていこうと思います。
メリークリスマス!!
カイコへの応援コメント
この想いと因縁は総一郎さんだけのもの。それでも葵さんがそれを聞くことで、勝手に因果として持っていた蟠りが消えたのでしょうね。
総一郎さんの最後、とても綺麗でした。
この後に葵さんがどう考え、何をするのか、最後まで見守りたいと思います。
作者からの返信
ご感想、ありがとうございます!
総一郎さんはずっと己を呪ってもいたけれど、罪を償い切るまで蚕たちの側にいたいという、優しい思いも持っていました。だからこそ、苦しんでもいることを彼の口から聞いた蚕たちは、最後の一押しに彼を連れていってくれたのだと思っています。
別れのシーンを、とても綺麗だと言って頂けて嬉しいです。
あと一日、頑張ります。
来客(カミキリムシ2)への応援コメント
Oh……私のオカンがこういうタイプの人間なんですよね……。
この少年は子供のうちにもうちょっと「他者」を意識できるようになったらいいなあ、と祈っています。
作者からの返信
何と……それは大変な思いをされていますね><
このまま大人になったら怖いなぁ、と思って書いていましたが、やっぱり何か大きな切っ掛けが無いと改善は難しいのだろうなぁと思います。
本人は「自分は優しい」と思っているだけに、それが周囲にとって困ることだとは気づきにくいのでしょうね。
お読みいただきありがとうございました!
来客(カミキリムシ2)への応援コメント
まだ子供だから分別がつかないだけであってくれ、と思います。
あるいは、今回のことがきっかけで、自他の違いについて気づいてくれたら、と。
こういう違いで「良かれと思って」されることが、かえって厄介というのは世の中多いですからね。大人でも。
作者からの返信
本当にそう思います。子どものうちはそれでも「仕方ない」で済ませられるけれど、大人になったらこういう「他人のために」という大義名分で、本当に困ることをすると、規模がどんどん大きくなりますしね。
片目の男には冷たく突き放され、葵には怖がられ、それでもすぐには冷静になれない彼は、己を省みるのは当分先のことになりそうです。
私自身もそうだった頃があるだけに、何か大きな出会いがないと、改善は難しいかな、と思っています。それでも、いつかはそんな出会いがあると信じて。
お読みいただきありがとうございました!
ゴキブリとユスリカ(2)への応援コメント
彼女にも虫との因縁があったのですね。
元々は優しい繋がりだったのに、辛いことがあってからそれが蓋をしてしまった。今回こうやって思い出すことができて良かったなと思います。
辛いことも思い出してしまったかもしれないけど、それだけじゃない、というのはきっと悪いことではないでしょうから。
作者からの返信
元々は虫が好きだった葵は、いろんな形で虫と関わっています。
私自身も子供の頃は虫が好きで、毛虫ですら手のひらに乗せて遊ばせている子供でした。それが変化したのは、周りが虫を汚いもの、怖いものとして扱う姿を繰り返し見せつけられてからだったと思います。
それが不幸だったのかどうかは分かりません。ですが葵にとっては、大切な祖母との記憶すら遮断してしまうほどの出来事でした。
辛い記憶と幸せな記憶、同時に二つが蘇るのも、やっぱり幸せかどうかは分かりません。でも、おっしゃる通りそれは悪いことではないと思います。幸せな記憶はきっと、辛い時に思い出して前に進む、その原動力になるだろうと思うので。
ゴキブリとユスリカ(1)への応援コメント
ひゃあああ、想像するだけで泣きたくなるような夢です……!アシダカは心の友……!
ここで葵の話が始まるのも驚きです。それにしても管理人さんのその手帳は何なのでしょう。どきどきしてきました。
作者からの返信
こんな夢、私自身も見たくないです!何で書いちゃったんでしょう……?軍曹は心の友ですね。
葵の虫嫌いは、引っくり返せば虫との縁が多いという部分があります。その一端が覗くお話を、というところです。
片目の男の手帳はちょっとした魔法アイテムです。出会う人の虫との関係がいつの間にか綴られていて、それがあるからこの温室の管理ができる、という。カンニングペーパーみたいな物ですね。
ゴキブリとユスリカ(1)への応援コメント
ひえ、ゴキブリに囲まれて食べられるの怖い……!
とてもぞわぞわしました。
そして、葵ちゃん自身にもお話があるのですね。どんなものなのか、気になります。
作者からの返信
すみません!でもぞわぞわして頂けて嬉しいです!私も怖いです!
葵は実は虫ネタの宝庫です。
この温室に来る人は、虫との関係を断ちに来る人達ばかりなので、来るのは一度きり。なのに葵が用事もなく何度も来られる理由は……というのが明日ちらっと語られます。
カマキリへの応援コメント
首の皮一枚で助かるのも、嫌なことでしょうね。助かってるから良いとはとても言えない気がします。
片目の男の人が意外とお茶目で可愛いなあなんて思ってしまいました。こちらも気になっています。
作者からの返信
そうなんです、助かってはいるのですが、まさに首の皮一枚のところで、相当怖い思いをしますしね。不運なのか、幸運なのかも分かりませんが、それが続けば怖いだけです。
片目の男は仕事上、少しミステリアスで穏やかに見えるよう振る舞っていますが、実際はわりと激情家だと思います。葵の存在には慣れてしまったので、よく動く感情が覗くようになってきています。
かわいがってもらえると嬉しいです!
カナブンへの応援コメント
一匹の虫と言えばそれまでのこと。相手の男の子も意地悪でやったわけでなく、人間を──もっと言えば、自分を見て欲しかったのかな、という気もします。
けれど彼女にとっては、それが全てになってしまったんですね。
それがきっかけで心を閉ざして苦しくなってしまったのでしょうか。確かに虫からしてみればみんな人間の身勝手なのでしょうけれど……。
なんだかいろいろと考えてしまいました。
作者からの返信
鋭いですね……!男の子は、何より自分を見てほしかったのです。その分彼女がカナブンを大切にしている気持ちも分かっていましたが、だからこそ悔しかったのです。虫に負けるなんて、と。
そして、彼女に対してはそれが救いのつもりでこんな行動に出たのですが、それは彼女の人生まで変えかねない呪いとなってしまいました。
虫との関わりによって、自ら呪いにかかる人、それがこの店にやって来るお客たちです。
年末にこんな暗い話で申し訳ないですが、頑張って続けていきます。
編集済
カナブンへの応援コメント
ものすごくリアルで胸にせまるお話でした
誰もが一度は体験して忘れてしまうようなことが、一生を左右してしまうことは確かにある、と思わせて頂きました
主人公の孤独な少女に、昔風の魂論を吹き込む近親者が居ないことがかえって斬新な感じがしました
一種のアミニズムなのでしょうか、人の心とは不思議なものですね
作者からの返信
そう思って頂けたなら成功ですね。子供の頃は特に、他人から見れば些細な事がその後の人生にまで影響することがある、というのは私の実感としてあります。
魂論と言うのが何の事か分かりませんが、彼女にとって大事なのは「自分が好きと感じるものを好きと言えない、感じてはいけない」という制約です。なので、そこに魂が宿るかどうかは微妙に関わりが無いところです。
彼女にとっては、虫は虫で人は人、という部分があります。
夏休みの終わりにへの応援コメント
あっという間に読了〜!!総一郎さん、最初から何もかも知っていた感じはありましたがやはり葵ちゃんと縁ある人でしたか。最後に彼の想いがぶちまけられて昇華されてよかった…;;
虫って人間とも動物ともちがう、不思議な存在ですよね。表情はわからないし痛覚はないらしい(近年は違う見方もあるそうですが)し、攻撃するものもいれば何もしないもの、見た目だけで多くの人間に嫌われていることもあって。かくいう私も子供のころは男子以上に虫と触れ合っていたのに、今は子供が連れてくる虫をうわあああってなっている大人になりました。かわいいのとかかっこいいのはまだセーフっていう卑怯なフィルターつきで^^;
そんなもの言わぬ虫たちと人間たちの物語。因果はあるようでない気もするし、結局は弱い人間たちの妄想や願いなのかなと思わないでもないです。でもそんなことすらきっと、虫たちには関係ない。本当に淡々と生きて、死んでいくのが彼らなんですよね。なんだか肩の力が抜けたような不思議な気持ちです。
取るに足らないはずの小さな虫たちに魅入られ、振り回され、縛られている人間がとても醜くて愛おしい、なんとも言えない心地です。葵ちゃんがこの田舎で過ごした日々には絶対に意味があったと思います。虫たちがなんとも思ってなくても^^
夏の匂いがふっと鼻に蘇るような素敵なお話でした。
作者からの返信
最後までお読みいただきありがとうございました!!
よくよく考えたら私のアイコンでは既に定番になっている総一郎ですが、内容もタイトルも人を選ぶので読者は少な目の作品でしたね。でも、楽しんでいただけたようでよかったです!
ずっと自分の罪を自分で償いきるまで負うつもりだった総一郎ですが、彼が負ったのもまた罪というより心の傷のようなものでした。
心に他者には理解の難しい傷を負った人というのは、どうしてもそれを体験として知らない人には救いにくく支えづらい、そもそも理解しづらい部分があると思います。だからこそこの温室はあり、そして総一郎自身も誰かに救われるのを待つしかなかったのだろうと思います。
虫って本当に不思議な生き物ですよね。動物と植物の中間のような、命持つものとしては儚いほどで、けれど見過ごすには存在感がありすぎるというか。私自身、ほとんどの虫は好きなのに、ゴキブリだけは本能が全力で拒否するのですが、あんな小さい叩いたら死んじゃう生き物のどこがどうして怖いのか、と言われたら説明が付きません。好き嫌いの分かれ道をどこで辿ったのか、過去の自分に会えるなら確かめてみたいです。
そしてそんな虫に対して、人間が一方的に感じてしまう因果。
仰る通り、たぶんそれは「そうあって欲しい」「きっと彼らはそう思っている」と思いたい人間の弱さ、あるいは自戒の気持ちを彼らに乗せてしまっているものです。虫たちに自分たちへ向けられる感情がないと思うのも人間の思い込みかも知れなくて、それはそれで傲慢な話かもしれませんが。
この話を書いた切っ掛けが、最初の「カナブン」が私の体験を元にした半分実話だったりするので、彼らの存在を愛おしく思う人間もいて、そういう人間にはこう見える、という話を書きたかったからです。なので、この物語の登場人物たちを愛おしく感じてもらえるのなら、それはとても嬉しいです。
夏の匂い、虫たちの匂い、これから温かくなってきたらまた思い出して嗅いでみてください。