母の剣を受け継ぎ旅を続けるサクラが、草原に現れた記憶喪失の少女ミナモと出会うことで物語は動き出します。姫君の気配を漂わせながら魔法の才を開花させていくミナモと、彼女を守ると誓ったサクラ。二人の絆が、過去の謎と未来への選択を照らしていく展開は静かな強さを感じさせます。東の地を目指す旅路は、やがて大陸規模の冒険へと広がり、風と水という対照的な力がどんな未来を切り開くのか期待が高まる。出会いが運命を変える、優しさと決意に満ちたファンタジーです。
草原に落ちてきた、名も知らぬ少女。剣士サクラは、その小さな身体をそっと抱きとめた。名前を思い出すだけで精一杯だった少女・ミナモと、旅を続けるサクラ。ふたりは商業都市を目指し、やがて小さな絆を育んでいく。あたたかな食事。交わす言葉。そっと重ねる手のひら。ほんの小さな優しさの積み重ねが、失われた記憶を少しずつ照らし出していく。剣を抜き、世界の危うさに立ち向かいながら、ふたりは、まだ見ぬ未来へと歩き出す。これは、出会いがすべてを変える、優しく力強い物語。
主人公二人の視点で語られていくお話し。旅の中で出会う仲間たちと力を合わせて、長く続く因縁に決着をつけます。確かな絆で敵と戦う、気持ちの良いお話しです。気になった方は、読んでみて下さい。