第287話 毎日病院
台風だそうで、合間を縫って買い出しなどようやくできた木曜日。今週は毎日病院です。
しかもどれもレアというか、初めての小児科(オープン初日)とか、猫の避妊手術はもちろん初めて。歯医者で初めての歯科矯正をやり、そして今日行った半年ぶりの通院は、前と同じ先生と思っていったら別のはじめましての先生という。
こういうこともあるんだなぁと。そんな1週間でした。
ちなみに、初めての小児科はおそらく以前先生が急死して閉院してしまった病院の次に近い小児科です。小児科過疎地なので、ようやくできた待望の小児科だったりします。週2日だけオープンの小児科とかはあるんですけどね。
あと隣駅に行けばないことはないのです。ただその日に関して言えば予約が取れずどうしようかと考えて、ふと、そう言えば新しい小児科オープンいつだっけ? と思ったら当日だったという感じです。
小児科と一口にまとめると0歳から15歳くらいまでの子供を見る専門医になるわけですが、さらに細かく専門があるか確認します。いわゆる経歴チェックですね。
たまーに大学病院の先生が個人医院を始めたとかあるので、結構重要です。あとは紹介状を書くとしたらどこにつながるかとかですね。
出身大学と仕事で所属してた大学病院があると、まぁ大体そこを紹介されます。
今回の先生はけっこう論文のジャンルが幅広書く、皮膚科と併設という珍しい小児科です。どちらかと言うとアレルギーに強そうかも? みたいな感じでした。
アレルギーも専門の先生はなかなか少ないので、必要な人にはとても重要な病院になるだろうなと。
地域の準総合病院が小児科あるのですが、どうも先生がいつかなくて、数年で皆さん独立してしまいます。地域にクリニックオープンしてくれればまだいいのですが、その時もやはり専門がどこかというのはチェックしますねぇ。
どうしても第三次病院が少ないので、専門の先生につながるとなると、どこに紹介状を書けるかで選択肢も変わってきます。なーんていうのは、今や3カ所の大学病院と1カ所の総合病院の受診券を持つ親視点かもしれません。
とりあえず今日もはじめましての先生に「様子はどうですか?」と聞かれ、すばやく過去データにどの程度記載されてたか思い出しつつ、受診科の先生に必要な情報をざっくり話すというスキルを発動してきました。
喋りながら共有する部分と、これは別の科で見てもらってますがと前置きしつつ伝える部分をより分けるのですが、4科またがるともうわけがわからないので、逆に質問にしながら答えていくことになります。
だれか医療マネージャーか看護師さんプリーズと思います。アメリカはマネージャーついて横断的に調整してくれる仕組みがあると大昔聞いたことがあるのですが、現状複数の科をまたいでいても「1箇所にまとめるのはおそらくこども病院でも無理」と言われてしまい諦めました。
ただ、素人親がそれぞれ専門の先生に向かって子どもの変化のあるなしを、それぞれの必要に応じて伝えるとか、至難の業すぎてしんどくなるときがあります。
特に今週のように毎日別々の先生と喋っていると、判断が遅くなるのでいけませんねぇ。
ひとまず命に関わることはなく、早めに相談をして何も問題なければそれに越したことはない感じですね。
今週も生き残りました。なんて思ってたら台風が近づいてくるそうで、数日買い出しに行けなくなっても凌げるくらいには買い込んできたので、明日は少しゆっくり片付けなどできればと思います。
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