第190話 『べらぼう』第2話 花の井姐さん

 一人でこっそり楽しむことにした『べらぼう』第2話。続けざまに見ましたよ。そしてなんとなく第1話は漫然と見てしまって、どこを推すかふらふらしてましたが、第2話で決定。


 花の井姐さんかっこいい!!! 小芝風花さんは朝ドラ『あさが来た』の娘役でかわいいなぁと思っていたのですが、今回こんなに張りのある声で演じられるとは思わず。もう27歳なのだそうで、瀬川に扮した「べらぼうめ!」はしびれました。


 そして平賀源内さんは、まぁそうだろうなと思っていましたが、あの早口といいまぁお見事。イメージばっちりです。そして回想シーンでのやり取りと言い、無言の演技が素晴らしい! 


 でも、なんでしょう? どこかで見たこと? いや、なんか知っている? 誰だろう? と思って検索しましたら、『水曜どうでしょう』のOnちゃんと知り、ああ!!! と声が出ました。安田顕さん、声もよろしくてなんだか今回の大河ドラマは声の張りが良い方が多いなと感じます。


 もうおひとり今回びっくりした方。石坂浩二さん。御年83歳! 素晴らしい松平武元(老中首座)役でございます。


 今回『べらぼう』事前情報なしに見たかったので、調べていなかったのですが、ようやく調べておお! と思うことも多く、実は脚本の森下佳子さんもそのおひとり。


 大河の『直虎』など書かれていたとは教えていただいたので知ってしましたが、よしながふみさんの『大奥』の脚本書かれていらっしゃったと今知って、平賀源内のイメージ一致……って、この人かー!!! と膝を打ちました。


 男女逆転大奥でしたが、今回逆転してないほうの話が見れるというのは面白いです! と個人的に大興奮を今頃しているのでありました。


 よしながふみさんのドラマ『大奥』でも田沼意次あたりの話はそこそこ長いのですが(漫画的にも重要な赤面疱瘡の解決を導くのが平賀源内)、その時代を一年かけてやるとなれば、どこまで広く深く話が進むのか楽しみです。


 あと片岡愛之助さん、実は『真田丸』の時も『鎌倉殿の13人』の時も好きでして、さらに男女逆転『大奥』でも藤波役でドはまりでした。今回は地本屋、鱗形屋孫兵衛。なかなか抜け目のないお人ですが、著作権も調査も無断でやるの、時代的にそうだろうけれど、今の感覚ではなしなので倫理観的に拒否感が出てしまうのかもしれません。


 それにしても、こうして自分なりに興味を持って並べてみた後で『光る君へ』との比較というか、あれなんですが……皆さん強すぎて、癒しがない……


 『光る君へ』は乙丸とか、いとさんとか、あと猫のこまろとか、主人公の片割れの道長とか、弟君とか、行成とか、倫子さまとか前半の彰子さまとか、ちょっとぽーっとしている感じの癒しキャラがいたではないですか。


 まひろが剣突くしてても、まぁまぁといさめたりするお父さんとか弟君とか宣孝さまとかがいたわけです。抜けたところやいい感じで隙があったのですが、べらぼうはなかなか隙がない……。


 ちょっとどこかで癒しキャラをもうちょっと投入してくれないかなぁとなんとなく思いつつ、多分この隙のなさが時代劇っぽいんじゃないかなぁと思ったりするのでした。(基本時代劇30分~くらいでお約束の流れなので、どわー!! と展開して終わるイメージです、泣きのシーンは別)


 大河ドラマで江戸時代の描き方って、一歩間違うとすぐ時代劇っぽいになってしまうんだなぁと見ていて感じました。ただ2回目は1回目ほど感じなかったので、ぼちぼち展開早いので癒しを投入してくれないかなぁと思ったりしているところです。

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