北口の空気感や映画館に入るまでの緊張がリアルで、自分も一緒に階段を下りているような気分になりました。ユーモアのある語り口なので重くなりすぎず、それでいて後半は一気にスリルが増して思わず息をのみました。怖さと可笑しさが同居していて、最後の安堵まで含めて印象に残るエッセイでした。