『The Call of Cthulhu』
怪奇小説家ラヴクラフトの代表作であり、彼が中心となって現出した『神話体系』の中枢にして縮図とでも言うべき作品。
その『神話』を後代へ引き継がんと志したオーガスト・ダーレスや、『神話体系』の完成を目指したリン・カーター達の「神話作品」においても、その中心であり続け。
度重なるオマージュがパロディの域に達しても、その深層の最奥に、死せる大司祭クトゥルーとその奥津城たる半宇宙都市ルルイエとともに闇黒のエッセンスを眠らせています。
本作では、詳細な設定を精緻に織り上げた画のなかに、沈みしルルイエからの呼び声をふたたび地上にまざまざ現出させています。
その果てにあるものは、旧き支配者の復権か、人類の意志と苦闘が危機を回避する戦記か。
その絵巻を、どうか体験して見てください。