とにかく「双子の格差」という切実なテーマに、一気に引き込まれました。完璧な兄・和信と、その陰で息を潜めるように生きる恒章。
恒章が感じる「身体に矢が刺さるような痛み」や、兄への複雑な感情がすごくリアルで、読んでいて胸が苦しくなるほどでした。
そんな恒章が、VTuberのみっちーとの交流をきっかけに少しずつ前を向き始める展開は、読んでいてとても応援したくなります!
特に、兄と同じ高校になってしまった時の「運命の悪戯」のような展開には思わず笑ってしまいました。福徳くんという、恒章の良き理解者(というか良い相棒!)が現れたことで、彼がこれからどんな風に変わっていくのかワクワクします。
部活動の勧誘シーンで見せた兄弟の微妙な距離感や、それぞれの周囲との関わり方の違いも、対比が効いていてすごく上手いなと感じました。二人の日常がどう変わっていくのか、続きが気になって仕方ありません!