本物の『悪』とは何か、ご覧にいれましょう。
- ★★★ Excellent!!!
一方的に公爵令嬢へ婚約破棄を宣言し、愛する男爵令嬢との結婚を宣言した第二王子。
自分こそが正義、絶対的な商社だと信じ続けていた男爵令嬢。
そして、公爵令嬢を『悪』だと信じきり、蔑ろに扱った者たち。
しかし、彼らは知りませんでした。
『悪役令嬢』と呼び蔑んだ公爵令嬢は、決して敵に回してはいけない存在だった、という事を……。
確かに断罪される者たちが迎える『ざまぁ』は、ともすればあまりにも苛烈なものかもしれません。
ですが、厳しい階級社会である本作の世界観において、それらは至極当然のもの。
しかも、断罪される者たち自身がその階級社会にしがみついていたのですから、ますます救いようがありません。
ネットスラングに『残念だが当然(残当)』というものがあるそうですが、まさにこの作品で断罪される者たちにぴったりの言葉でしょう。
徹底的な『ざまぁ』が見たい方、背筋が凍りそうな体験をしたい方。
是非、『悪役令嬢』たちの本気を体感してみませんか?