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  • 箱(下)への応援コメント

    御作の題名とキャッチコピーに惹かれて拝読しました。1話目「吉日」の読了後、大事に読もうと思いながらも読み進めてしまいました。どのお話も、語り手の静かな語り口と眼差しを通じて異界を覗き見るようで、丁寧でうつくしい言葉選びが目にも心地よく感じられました。とりわけ、こちらの「箱」が怪異譚として魅力的で、謎の箱という小道具に加え、何度も駅を乗り降りしたり……と実際にどこか現実と位相がずれてしまいそうな段取りが怪談めいて引き込まれました。海辺の街、因習らしきものの全貌が明かされないところも不気味ですね。古谷さん、また亡き雪路さん、飄々とした南天さんの人柄もとても好ましかったです。古谷さんは常識人であるがゆえに、異界の法則に順応しづらい危うさがあるのか……雪路さんや南天さんが気に掛けるのも頷けるな、と思いました。またいつか、水上家にまつわるお話が拝読できたら嬉しいです。素敵な作品をありがとうございました。
    (長々と失礼いたしました)

    作者からの返信

    温かい感想ありがとうございます!
    『水上家のこと』たまの不定期更新なのもあって人目に触れる機会が少ないので、読んで貰えた上に感想まで頂けてとても嬉しいです。
    たぶん時々にはなりますが、何か思い付いたら書きたいなと思っています。いつかまた『水上家のこと』が更新されたら、そっと覗いて貰えますと幸いです。

    素敵な感想、重ね重ねありがとうございます!


  • 編集済

    田代某(下)への応援コメント

    名前の由来のお話、面白かったです!懐かしげな晩夏の田舎に、昔から存在するぼんやり怖い怪異……凄い好きな雰囲気のホラーでした!気配だけある怪異、無害だとしても不気味で怖いですよね。

    友情ゆえに秘密を共有する学生三人、微笑ましかったです。

    雪路くん、存命時から自由人だったんだな〜と分かって楽しかったです。会話無視でラムネ見てたり、大した罪悪感もなく酒飲んでたり…(未成年に酒をあげる兄も大概自由)。怖いことが起きても水上家の人が暢気だと、少し安心します。
    田代某くん、実際付き合うのは難しい相手なのでしょうが、読む分にはツンツンッとしててかわいいです。姉とケンカしかけて即負けてるのも、かわいい。
    そして巻き込まれ屋の古谷くん!過去編の今回も、周囲がなんか怪異系を受け入れてる中、一人だけ分かってない感じで、昔から苦労してそう。でも、だからこそ一番(というか唯一)共感できるキャラクターです。古谷くん、応援してます!

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    怪異や雪路達のあれこれを面白く描けていたなら嬉しいです。

    未成年が飲んではいけないジュースのくだりはどうしようか少し迷ったんですが、雪路は深いこと考えないし、田代は若干悪ガキなのでやってそうだな、ということで書きました。楽しいシーンに出来ていれば幸いです。

    これからもちょいちょい変なことに巻き込まれると思いますが、案外呑気なので古谷はいい感じに受け流してくれると信じています。頑張れ。

  • 箱(下)への応援コメント

    箱を運ぶお話、箱や異世界が不気味で面白かったです!一つ一つの場所の雰囲気がふしぎでドキドキしました。

    南天さんと古谷くん、友人の兄/弟の友人という関係が、親しすぎない絶妙な距離感で楽しかったです。雪路くんの登場も嬉しい。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。
    楽しい話を書けていたなら嬉しいです!
    その内、古谷の高校時代の話を書きたいと思っています。過去編だと気軽に出せるので、そこでまた雪路が登場する予定です。

  • 吉日(下)への応援コメント

    古い日本家屋というだけで、私には煤けた太い梁や柱、大きくて重たい屋根、そのせいで日差しが届かず、昼間でも薄暗い屋内、そんなイメージが湧き上がってきます。そのイメージが、物語の筋書きと相まって、迷宮に迷い込むような読書になりました。変な友人の変な兄、と主人公が言うように、弟の自死にとてもドライな兄と主人公。その淡々とした語り口と古い日本家屋の醸す空気が、この小説の魅力だと感じました。とても、おもしろかったです。

    作者からの返信

    感想とレビューありがとうございます!
    楽しんで頂けたならとても嬉しいです。彼等が登場する色んな怪奇譚っぽいものを、つらつら書いていけたらなぁとぼんやり思っています。更新は不定期ですが、気が向いた時にでも覗いて貰えると幸いです。


  • 編集済

    吉日(下)への応援コメント

    不思議な雰囲気が素敵でした!
    文章が良くて、迷った日本家屋の大きさや、静けさや不思議さを持った場景が、しっかり質感を持って感じられました。

    そして水上の兄弟、二人ともすっとぼけているというか、飄々とした変人っぷりが楽しくて面白かったです!語り手はちゃんと常識人らしいのも落差で面白い。
    変人というところが兄弟で似ているのも良かったです。

    しかし、「死ぬのにも吉日がある」という考え、印象の正解がわかりませんが、少し不気味とも感じつつ、面白い変人という印象が勝ってしまいました。そんなんで死ぬヤツがいるかいとツッコミたい感じです。

    不思議さと面白さを兼ね備えていて、楽しめました!
    連作短編だそうで、次回もゆっくりお待ちしています。

    作者からの返信

    丁寧な感想とレビューありがとうございます。楽しく読んで頂けたなら、すごく嬉しいです!

    水上家の癖が強いため、語り部は読者視点に立ってくれる、ちょっと呑気でお人好しな常識人枠にしてみました。

    壮大なストーリーも伏線もろくにないぼんやりした怪奇譚っぽいものをちまちま書くつもりなので、気楽に楽しんで貰えたら幸いです。