ダイエットするなら無理をせず、スローライフでいこうじゃないか。言ってることが悪役令嬢みたいでガチカオス……。

ぴこたんすたー

第1話 まずは大学ノートに目標を書いてみよう

 皆さん、はじめまして。

 この作品で、無理なく痩せるダイエットをテーマに司会をやらせていただく、異端の令嬢の者です。


 私の名前は、あなた自身が好きに決めてもいいですが、ここでは物語のタイトルになっている悪役令嬢のスローライフから文字って、とでも、名乗っておきましょう。


 ──小さい子供の頃から現在まで、特に体重には振れ幅のなかった私ですが、一時期は、ふくよかな時期もありました。

 そんな私が、今では程よく痩せていて、BMIも19台をキープ。

 みんなから、羨ましがられる体でもあります。


 しかし、冷静になって考えてください。

 こうやって痩せている人が、何もせずに痩せていると思いでしょうか。


 実はそれは、大きな勘違いです。

 痩せている人は日々のスタイルの維持のために、日頃から常に努力をしています。 


 この小説(エッセイ)に目を通しているということは、少なくとも痩せたい、そう思っていることでしょう。 

 誰だって、スラリとした体型に憧れますよね。


 では、世間話もなんですし、本題に入っていきましょう。


****

 

  ──まずはダイエットをする前に、少し計画を立ててみましょう。

 ダイエットも貯金や旅行のように、事前に計画を練ることが大事です。

 ただ痩せたいと、計画性もなく行動したり、無茶な運動をしても効果はありません。


 この作品のタイトルみたいに、じっくりと計画を立てて、スローライフな目的でやった方が体にも負担が少なく、ストレスも溜まらずに済みます。


 ──それではコンビニとかでもいいので、大学ノートとボールペンを手に入れて、自分が一ヶ月で何キロ痩せたいか、将来、痩せたら何がしたいか、ご褒美に、どこへ行きたいかなど、そのようなことを書き殴るように書いてみましょう。


 ボールペンで書くのは、後から迂闊に訂正できなくすることで、生半可な気持ちでは挑めないという、覚悟を決めるためでもあります。

 遊び半分で痩せたら、苦労はしませんよね。


 ──さて、そのノートの項目に、何行の文字が書けますか。

 恐らく、数行も書けてない方がほとんどでしょう。

 その文章作りに悩んだように、ダイエットは簡単そうで、そう簡単にはいかないものです。


 ダイエットにも建物の設計図のように、下準備というものが必要です。

 何もない骨組みのない建物では、災害などに遭った時に、すぐに崩れてしまいます。


 たかが、ダイエットと侮ることなかれ。

 闇雲に運動したり、食事制限をしても、効果は表れないのです。

 それで上手くいったら、ダイエットという言葉さえも生まれません。


 ──長々とした世間話もさておき、次話から、無理なく痩せるダイエット方法を紹介してみたいと思います。

 私こと、ライフ流のダイエット方法の始まりです。

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