第7話次の部屋へ
さて…俺とルナとメルの3人は次の部屋のドアの前になんなく辿り着いた。まあ、モンスターもいない、罠もない、ただの一本道だから当然といえば当然なんだけどな。
「さぁ、何してるの?入らないの?」
メルがそう聞いてくる。入ろうとは思うのだが…気が進まないんだよなぁ…。
いや…変態のリアはともかくとして、クルルは早く助けないといけないか…。俺は覚悟を決め、ドアをゆっくりと開ける事にした。
“カチャッ! ギィィィィ〜〜〜”
ドアを完全に開くと部屋の全貌が視界に入る。部屋の中は明るく、その部屋の中央には犬耳、犬の尻尾を持つ小柄な女性の姿。
クルルだっ!クルルも俺達の存在に気付く。
「にぃに達っ!」
「「「クルルっ!」」」
俺達はクルルに駆け寄る。クルルもまた俺達に駆け寄ってくる。
「クルル無事かっ!?」
「勿論だワン!ただ閉じ込められて出られなかっただけだワン」
「そうか…なら良かったよ…」
「豊和君…アレ見て」
ルナが指し示す方向へ視線を向けるとそこは俺達がこの部屋へ入るドアがある筈の場所だった。今はただの壁になっていた。
部屋に入ると同時に入って来た部屋のドアが消えたのだろう。
「このエロダンジョンは入る者達によって形も部屋も変わるし、当然ね」
メル、そういう大事な事は早く言ってくれよと心の中で思っていると、部屋の中に声が響き渡る。
『さぁ、君も女王様になって、しっかりと調教しようぜっ☆』
「「「「………はっ?」」」」
どういう意味だと思っていると、俺達の目の前に『女王様とお呼びっ!』のコントで有名な黒い鞭等と女王様の衣装が現れた。
なんとなくそれで俺は察せてしまったのだが、メルよ、メルが驚くのはおかしいだろうよ?そう突っ込みたくなるのを我慢する。昔のメルは駄女神だったし、今更責めても意味ないからな。
『さぁ、女王様は誰がやる?』
おっと…これは予想外の言葉だ。しかし…言わないと先に進めないだろうし、流石に俺はしたくないので…
「ルナで」
「えっ…私ぃ!?」
『じゃあチャッチャッっと着替えてね?』
「えっ?えっ? 私があれに着替えるの?」
「頼む」
「と、豊和君が言うのなら…」
そしてルナが用意された衣装に着替える。
着替えが終わったルナは控え目に言っても凄くその衣装が似合っていた。右手には鞭、左手には火が着いたロウソク。そして何て言うんだろうな…仮面みたいなサングラスみたいなもので顔の目元を覆っている?装着しているが正しいか?
「あ、あんまり見られると…恥ずかしいよ」
「悪い。似合っていて…つい」
そして次に俺達の目の前に現れたのは首輪付きの鎖と四つん這いで固定する為の台。
『さあ、調教される者は「メルで」…了解』
俺は即答でその問いに答える。鞭で打たれたり、ロウソクのロウを垂らされるのは勘弁願いたい。
「…えっ?」
メルもまさか自分の名を告げられるとは思ってなかったんだろうな。その表情は驚愕に満ちていた。
「ちょっ、ちょっと待っ―」
メルは次の瞬間…台に裸の四つん這いで固定され、その細い首には鎖付きの首輪が装着されている。
ゲームならこういう風に言うだろうな。メルは不服を申し立てようとした…しかし、逃げられない…と。
『じゃあ、彼女が鞭で打たれたり、ロウソクを垂らされるのが快感になるまで頑張ってね☆じゃあねぇ〜〜〜♪』
「…よし、聞いての通りだ、ルナ。ロウソクをメルの尻に垂らしたり、鞭でお尻を叩いたりして、快感を感じさせてやってくれ」
「く、詳しいんだね、豊和君」
「ああ、コントで見た」
ルナは困惑しつつも指示通り、ロウソクを斜めにして溶けたロウがメルのお尻に垂れる様にロウソクを調節する。
「た、垂らすね?」
「ちょっ!?垂らすね?―じゃないんだけどっ!?待って待って!?私、一応元女神ぃ 熱っ!?熱っ!? これのどこに快感を見い出せとっ!? ルナ待って!?熱っ!?」
「…鞭も追加しよう。ルナ…俺が教えたセリフも頼む」
「じょ、女王様とっ!お、お呼びっ!」
“ピシッ!”
「痛っ!?めちゃくちゃ痛いんだけどっ!?あ、痛っ!?」
「う、うむ…い、良い感じだ…」
「い、良い感じだじゃないわよっ!熱っ!痛っ!」
そして…
「女王様とお呼びっ♡」
“ビシッ!!”
「あふん♡ 痛っ♡ 熱っ♡んんっ〜〜〜」
調教が終わり、ルナはノリノリ、メルは快感を得る事が出来た。次の部屋に続くドアが現れ…
「…万事解決だな」
「にぃに…本当にワン?」
「気にしたら駄目だ…」
そして次の部屋に向かうのだった。
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