駆け出しの作家として、思わず頷いてしまう場面がいくつもあり、優しく背中を押してくれるエッセイです。
本作は、20年以上にわたって読み専として活字に親しみ、「活字中毒」と自認される作者様が、「読みたいものが見つからなければ自分で作ればいい」と奮起し、これまでの体験をもとに綴られています。
確かな文章力で書かれており、ときには「自分もまさにそうだ」と共感し、ときには「悩みに対する解決の糸口」を示してくれます。
読み始めると、自然とページをめくる手が止まらなくなりました。
私自身、まだ駆け出しの作家で、作家としてのパズルのピースがいくつも欠けている状態だと感じています。
本エッセイを読み進める中で、共感し、気づきを得るたびに、そのピースが少しずつ埋まっていくような爽快感がありました。
自分の魂とも言える作品を公開し、少しでも多くの読者に届けたい。
けれど、その過程で悩みや壁にぶつかっている駆け出しの作家の方に、ぜひ読んでほしい一作です。
それは、まさに今の私自身でもあります。
駆け出しの作家として悩みを抱えている方は、本作を通して、その答えやヒントを見つけてみませんか?
1番楽しい作業がプロット作りというのは、よく分かります。冒険に出かける前の気持ちになれるというか、ワクワクした感じが好きです。
キャラが動き出す感覚も分かります。このキャラが、このようなことを言うはずがない。やるはずがない。というのは、書いている本人が一番分かっていて、キャラの動きに不自然さが無くなってくるし、そのうち勝手に動くというか、ストーリーが自然と頭の中で作られてくる。
よく新人は長編を書くことができない。難しい。と言われているけど、本を読みまくり、分析してきた人だったら、書くことはできると思います。私は処女作「空と海のキャンバス」は長編小説ですが、いきなり書くことができました。
本は読むのも楽しいですが、書く方がもっと楽しいと思います。今後も書き続けて下さい。
このエッセイは一つの物語だと感じました。
挑戦したいことがあるならこのエッセイはとても為になります。自分もこの作者様の行動を参考に、自分自身の活動に取り入れていこう、そう思いました。
まずは、書くこと、読むことを習慣化して率先的に取り組むこと、更には分析すること。
プロット(設計図)という物語の基盤をしっかりと作ること(目的地とそこに行くまでの道筋は見えていたほうがいい為)
より良い作品を仕上げるための生活の中に組み込む時間管理。
作者様の「読みたい小説を追求して、最後まで書き切る」という強い信念と様々な努力が、60万文字という長編の物語を完結まで導いたのだなと納得しました。
このエッセイ自体が作者様が主人公の一つの物語になっているので読んでいて面白いですし、ためになりました!