応援コメント

加速する性の消費」への応援コメント

  • 性消費を楽しく盛り込むことがある身としては耳に痛い意見なのですが、性消費を書くにも『こだわりを』見せていただきたいな、と最近思うことあるので、通りすがりの〜や、リアリティの犠牲あたりで頷いてしまいました。

    作者からの返信

    コメントどうも。

    本作における「キャラ」を貫くため、礼節を欠いた行儀のよろしくない返信になるが、お許し願おう。

    今後のエピソードでも言及しているが、個人的に、性描写や残酷描写といったオトナ要素は、ある種のスパイスだと考える。

    例えば性描写は、当事者となる登場人物の人間性を鮮明に映し出す。なぜなら、性というのは人間の動物的側面であり、純粋無垢な本能、そして欲求の発露であるからだ。そうして身も心も裸に剥かれた登場人物同士の関係性には深みが生まれ、コクがでる。要するに、キャラクターの質(タチ)が分かり易く読者に伝わるんだ。

    残酷描写は作品全体の雰囲気に直結するよな。戦争や虐めなどを背景に描かれる暴力は作品のテーマを分かりやすくしてくれるし、ギャグと同居した残虐行為は作品全体にギャップと不気味さを演出する。要するに、18禁描写も物は使いようで、必要に応じて使い分けることで魅力的な作品に仕上げることができる。これは素晴らしいことだ。

    だが、そういった描写はあくまでスパイス。パンケーキにハチミツとシナモンをたっぷりかけて食うのが好きな奴でも、スプーン山盛り一匙のシナモンをがっつけば窒息死する。カクヨムには出会いがしらにスパイスをぶっかけてくるような殺意の高い作品が多すぎるってことが言いたかった。

    ──過ぎたるは猶及ばざるが如し。ンッン~ 名言だなこれは。

    編集済