応援コメント

「小説は死んだ」」への応援コメント

  • 物書きとか音楽家は、今はそれだけではもう食えませんよ。音楽なんて垂れ流しで過去の作品を何百万曲と聴けるのです。一生かかっても聴ききれない量です。文学も同じです。過去の名作も無料でネットで読めるし、朗読でも聴けますね。新しいものをわざわざ探して読む様な手間をかけるのは、タイパが悪いのです。

    例えば、こういう曲を1曲作って録音するには、何十時間と必要で、コストもそれなりにかかりますが、まあ、良く再生されても5000回いけば良い方です。趣味として楽しんで創るのなら良いですが、仕事には絶対なり得ません。↓
    https://www.youtube.com/watch?v=1hdPtc8Ik8U

    作者からの返信

    コメントどうも。

    何もメディアミックスによる金稼ぎを悪と断じている訳ではない。小説文化衰退の原因を僕なりに考察しただけであり、そうしたメディアミックスは各メディアの担当者が当該創作物の著作権者に対して打診すれば良いだけの話であり、小説文化を盛り上げていくはずの出版社側がそれに迎合して、小説界隈をおざなりにするのはよろしくないという話だ。

    YouTubeへのリンクで思い出したが、あんさんといえば以前にも僕の違う作品へコメントくれた方だな。その節はどうもだ。しかし、実例を挙げるにしろ、人様のコメント欄に自分のYouTubeチャンネルへの導線を引くのは感心しない。以前は作品の内容と関連性のあるコメントだったから良いものの、今回ばかりは違うかな。そういうのはTwitterもといXとかでやってくれると助かる。

    作曲にかかる労力は計り知れん。小説なら分かるがな。だが、ただ腹を痛めて生んだというだけで我が子がハリウッドスターになるとは限らんのだ。今や全くの無名がとんでもない曲を創り上げてTikTok上でバイラル現象を起こすなどざらにあるというように、結局はその音楽がどれだけ優れているか、流行りに乗っているかが重視される。時間を掛ければ絶対に評価される世界ではないのは間違いない。重要なのは、消費者をあっと驚かせるような試行錯誤の末導き出した強烈な個性、ウケるまで諦めないという一貫性のある信念、そして誰かの目に触れるためのちょっとした運だ。

    「仕事にならない」なら、その原因を創作社会の構造に求めるのではなく、自分の作品を通じて探っていった方が遥かに建設的ではないか。創作物の氾濫するこの時代が「小説」「音楽」というひとつのジャンルを究めにくくしているという反面、インターネットが普及した今や本当に良いものは誰かの手によって発掘されやすくなったのだからな。