世界観や登場人物の能力、関係性が一気に広がる回でありながらも、テンポよく読み進められるのが魅力的でした。まず印象的だったのは、多彩なキャラクターたちの個人能力の描写です。特に「指揮者」「正義の希望」「剣聖」「大賢者」など、いかにも物語を盛り上げそうな能力が次々と明かされ、RPG的なワクワク感を強く感じました。中でもタタリナの「ツインソウル」は、人格の分裂という設定と能力のシナジーが見事で、物語的にも映えそうですし、キャラ人気が高いのも納得です。