第3話 病院の嫌われ者に
目が覚めて、おそるおそおるドームの中を覗いてみた!
自分は左足は何でも無いと思っていた。
でも、左足は無くなってた!
自分では記憶に無いのだけど。その後一晩中騒ぎ立てたようです。
そのせいで小児病棟では嫌われてしまい。
いつも1人で行動するように。
知らないご夫婦が来るようになった、その時大きな熊のぬいぐるみを
持ってきてくれた。
来るときは、お菓子や玩具を持ってきてくれる。
まだ、ベットから動く事が出来なかった。
(おそらく自分がおねだりしたんだろうけど。潜水艦のプラモデルを
持ってきてくれた。)
父親は店をやっていたので母親が来る。
4歳の子供1人でプラモデルが作れるわけも無い。
母親は作り方もついてる図面も解らない、1人で作り出したけど。
接着剤を付けての部品がくっつかない、何度やっても潜水眼の胴体が
くっつかなくて、気が付いたら消灯時間に!手で押さえていた。
そうこうしていたら、見回りの明かりが。
どうすることもできず、プラモデルを持たまま寝たふりをした。
直ぐに見つかってプラモデルは取り上げられてしまった。
(今になって想えば、その後シーツが新しくなってたような)
(きっと、接着剤で汚したんだとおもう。)
何日経っただろう、車椅子に乗せられて検査に連れて行かれて
数回の検査が終わった頃車椅子での移動が出来るようになった。
(若い看護婦さんが僕の担当だった。親切である程度のワガママも
聞いてくれて。)
車椅子で看護婦さんを探して歩くようになっていた。
そうしていたら!婦長さんに何かを言われて(覚えていない)
それから、小児病棟の部屋に行くようになった。
自分の隣の病室はお兄さん達の6人部屋に入ると一斉に「出て行けと」
怒鳴られた!
なんでから解らず。それからは行かなくなった。
通路を挟んで反対の病棟はお姉さん達の6人部屋で(なんでから入りづらくて
最初は病室に入れなかった。
看護婦さん明日待っている部屋は<ナースステーション>
の前は近寄ると怒られそうなのでそこから奥の部屋には中々行けなくて。
(自分の記録には無い。)
何度かの検査の後母親が呼ばれて
数日が過ぎた頃、車椅子に乗せられて初めての部屋に?
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