二◯二五年 十二月【短歌】

理科室で貸しっこせしミルキーペンノート二冊の化学反応(お題 化学)


繰り返す日常のデジャ・ビュ穿てと願い今日も削るペン先(お題 繰り返し)


セピア色に褪せたる写真の中でしかもう会えぬ木馬の友だち(お題 馬)


山よ山おまえをひとつ越えたならすべてそこで待っている気がした(お題 山)


一頁めくる指のかさつきや読み返せぬ或る日の一頁(お題 ページ)


あの町のあの子のもとへ続いてるとどめようなき月日みたいに(お題 高速道路)

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