二◯二五年 八月【短歌】

抱っこ紐いいわねと笑うひとがおんぶしていた子は火風に消ゆ


ビニールサンダルで跳ねし子の足元少女の我も見た輝き


三つ編みをしましまと言う吾子の髪解くまで無事にとおまじない


用済みの紙束悪阻ごと吸い込んでくれませんか産休まであと(お題 シュレッダー)

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