補足案件:ゴールは動いているか?

 まちかり、カクヨムに参加して長いです。


 その間大きく動いたと思われる件があります。


 〝エロ〟の問題です。


 初めて参加したころ、カクヨムは〝若い〟というより未成年の書き手や読者をターゲットにしていたと思います。ライトノベルというものが、未だ本格的な小説ではない=大人が読まない、大人が出てこない小説であったころです。


 しかし年月が経ち、当時の読者が大人になるとターゲットは混迷を深め、各基準が曖昧になります。子供向けと言われたアニメが、今では日本を代表するカルチャーになったように。


 さらにコンテンツの不足による書籍販売の不振が、この混迷に拍車を掛けます。〝涼宮ハルヒの憂鬱〟から20年も経てばネタも枯渇してきます。


 そこで出てくるのが〝エロ〟です。


 これは効きます。劇薬です。若い読者へのテコ入れとしては禁断の一手だと思います。


 なにしろ、あまり過激にするわけにもいきません。おやぢくさいレーベルになってしまいます。


 最大の問題点は〝エロ〟で汚したレーベルは、二度と清廉潔白なレーベルには戻れません。待っているのは〝エロ〟のインフレです。


 一度〝エロ〟目的で購入したが最後、次にはもっと過激な〝エロ〟が要求されます。手など抜いたら「なんだよ、もっとすごいエロをよこせよ!」と言われるのがオチです。それが〝ただれる〟と云うことです。


 逆に、〝エロ〟を忌避する読者もいらっしゃいます。〝エロ〟を入れてしまえばそう云う読者を全て手放してしまいます。


 結局、カクヨム様は一定の〝エロ〟を載せるようになりました。タイトルにNTR=〝寝取られ〟や、〝シた〟などのワードが入った作品が散見されます。


 企業としての判断に、外部の人間が口をはさむ余地はありません。ただし、コトそれが公募や執筆に絡んで来るとなると話は別です。


 〝イタズラに刺激する〟とか曖昧な表現ではなく、ABCD段階のどこまで許されるか、ゴールを動かすなら明確な基準の判断をお願いしたいところです。

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