補足案件:話の継続性の件

 大変申し訳ないのですが、そのまま打ち込んでいる=ノリで書いているので大切なことをいくつか書き漏らしております。誠に申し訳ありません。いくつか補足してまいりますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。


 公募に出すライトノベルの書き方の決まりの中で


「戦いは続く、という終わり方はいけない」


というものがあります。


 実際、“涼宮ハルヒの憂鬱”や“灼眼のシャナ”の第一巻を読めば一目瞭然で、どちらもスパッと一話でとりあえず話は完結しています。


 まちかりは“あなたをおいしくいただきます!”の中で政府が絡んだ組織の構成員を出したところ、編集部から当たり前のようにツッコミが来ました。


「組織の末端を倒しただけで、終わりにならないような話は中途半端です」


 まちかりはそれを「続編があるような書き方がいけない」と理解していました。しかし、最近はどうも傾向が少し違うようです。


 あ、いや、組織の話はそうだと思います。しかしカクヨムでデビューした方のインタビューの中でこんな話を聞いたのです。


 デビューした方が、「なぜ自分の作品に注目してくれたのか」と尋ねたところ、カクヨムの編集の方は「続編を書いたから」と返答したのです。


 思わず「ハア?」なりました。ラノベは話が続くような話はご法度じゃないのか、と不思議に思ったのです。


 しかしビジネスを考えれば一度デビューした作家が次作も書けず、そのまま

埋もれていくようでは編集部様は困ります。少なくとも「何作かは続けていって欲しい=長期的な売り上げの確保につながる」と思うのがビジネスです。


 〇クセル・ワールドは個人HPで連載していたと聞きました。かなりのお話のストックがあったはずです。それもゴールを動かしてでも大賞にした、理由の一つかもしれません。


 長期的な売り上げの確保は、今後のラノベ界に必要なビジョンなのです。それは編集部様だけではなく、我々書き手にも意識改革を迫っております。


 われわれ“書籍化したいなぁ”作家も、すでに書き終えた話の次話・次々話ぐらいは書いておかないといけないのかもしれません。


 手持ちのカードは多い方が良い、そういうことです。


 ババ抜きは別ですが(笑)


   ◇


補足:敵が組織ではなく、“ライバル”なら良いようです。組織のようにさらに上位組織があって、強さのインフレが起こるような設定ではなく、新たなライバルが登場する、ということです。編集部様から言われたわけではないのですが、“〇クセル・ワールド”や“〇ンター・ハンター”などのヒット作を見てるとそんな感じがします。ゴールが動いているのが“〇ンピース”ですね。

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