第4章まで読み終わりました。
人ではないから英雄になれない人造兵の少年と、少年だけに見えた剣に封印された魔王の生まれ変わり(!?)の少女。
この物語は、主役二人が引き寄せられるように出逢い、生きるためにギルドを創設し、お互いの居場所を作り、支え合いながら冒険していく物語です。
第2章の21話までは世界観と主役二人の人物像が丁寧に描かれ、関係性が紡がれています。ここで積み上げられた心情や状況がこの先の物語を深く味わうために存在しているといっても過言ではありません。
そしてここから先、主人公たちは物語の世界を揺るがす運命に巻き込まれていきます。
ギルドの絆を中心に、自らの出自に苦しみながらも支え合い、希望を失わずに自分とは何かを探していく壮大な物語に没入しました。
ストーリー展開の面白さ、キャラの個性とやりとり、厚みのある世界観と、どれも魅力的で、何度も読み返したくなります。
ゆっくり読もうと思っていたのに、手が止まりません。
連載は続いていくと思いますが、この先も読みたいと懇願する作品です。
おすすめです、ぜひ読んでみてください。