ごまかしたいとき、あるよね

平たく言えば社会不適合者という言い方をされるのであろう主人公。ゴミ屋敷に住まい、風呂には入れず、薬もまともに飲めない。

だが、友人に恵まれ、さらにバイト先で恋に出会い、人生に色がつき始める。

我々は生きていく中で何度も大丈夫じゃないときに遭遇する。それでも大丈夫なふりをする。化粧で気分をごまかすときもある。

それでいいんだ。楽しく生きているなら、それでいいんだ。