• マイページ
  • 小説を探す
  • ネクスト
  • 書籍化作品
KADOKAWA Group
  • ログイン
  • 新規登録(無料)
『苦手だった爺ちゃんに酌をした』

『苦手だった爺ちゃんに酌をした』

小田舵木

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★6
2人が評価しました
本文あり
日付が新しい順

本文ありのおすすめレビュー

  • にわ冬莉
    2279件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    祖父母と孫の関係とは

    じいちゃんやばあちゃん、という存在は、孫からすると特別である、と甘やかされていた私は思う。
    きっと、じいちゃんやばあちゃんから見ても、孫という存在は特別なのだろう、と私は願う。

    同居していた私のじいちゃんは元職人で、口数は少なく、怒りっぽかった。
    職人気質、というやつである。
    このお話のじいちゃんも、海の漢であるがゆえに、口が悪かったり厳しかったりする。
    でも、その根っこにあるものは愛なのだ。
    とても温かい気持ちになった。
    夏休み、帰省した時にじいちゃんやばあちゃんに会える人が羨ましい。
    会えなくなる前に、沢山会っておいたほうがよい。

    • 2023年8月10日 00:05