美江さん……相変わらず全くブレない人なのですね´д` ;ただ、言動は強烈ながらも、彼女なりの愛情を奈緒さんに抱いてはいるのでしょうね……
教育虐待、という子供への虐待もあるそうですね。目標の成績が取れなければ許さない、暴言や罰で子供を追い詰める。それに近い環境にある一族なのでしょうね。その圧力に押し潰されてしまった奈緒さん、母の束縛から解放されつつある明日夏さん。子供のための本当の幸せとは何なのか、少しでもそんな事を考えてほしいと思います。
じっくりと深い味わいの、素敵な短編でした!(*´꒳`*)✨
作者からの返信
aoiaoiさん、コメントと評価をいただき、ありがとうございました。
美江さんの一家は全くブレません(苦笑)。その一族もみな同じ考えなので、本当に困ったもんですよね。しかもそれは憎しみでなく愛情が元にあるので、余計に性質が悪いのかもしれません。
教育虐待ですか……まさにこの一族はそういうやり方が浸透しているんでしょうね。こういう一族に生まれた子ども達は、本当に生きづらいことでしょう。奈緒は犠牲になってしまいましたが、明日夏はマツオカに助けられ、その後自分の足で立ち上がることができました。
子どものための本当の幸せについて、美江とその一族には真剣に考えてもらいたいですが、作品を書いた僕自身は、このシリーズの制作を通して子どもの幸せって何だろう、親としてどうしてあげたらいいんだろうって、色々と考えさせられたような気がします。
素敵な感想をいただき、ありがとうございました(人''▽`)。
今年も楽しませていただきました。途中まで、明日夏は、この世の人ではないのでは……と思っていたので(奈緒の霊)、マツオカさんとは天国で結ばれるのかと想定していました。
この世の人でない割には、ビールの売り子とか、バイト体験、リアルだな、とか。(^_^;)
明日夏は、生きていてよかったんですけど、せっかく好きな人ができたのに……と考えると切ないですね。でも本当に好きな人から救われた命なので、誰が何と言おうと、自分らしく生きてほしいと思いました。店長の奥さんの目線もいいですね。
切ないながらも心の温かくなるストーリー、ありがとうございます。
作者からの返信
秋色さん、コメントと評価を頂きありがとうございます。
毎年このシリーズを楽しみにして頂き、感謝申し上げます。今年は設定や展開にちょっと無理があったかな? と感じていた部分もあったのですが、最後まで楽しんで頂き、嬉しい限りです。
そうですね……最初の部分を読んだ限りでは、明日夏は奈緒と同じように霊だと思いますよね(笑)。読むうちに、ああこの子は現実に生きてるんだなって徐々に分かってくるのですが。霊なのにビール売りはちょっと無理がありますものね(笑)。
後半部分は、マツオカとのせつないデート。折角好きな人ができたのに、本当に残念としか言いようがないです。けれど、明日夏は自分の心の中にマツオカは生きているし、ひょっとしたらまたどこかで会えるのでは? なんて思ってるのかもしれませんね。
今回は店長の金子や奥さんの目線から書いてみましたが、いかがでしたでしょうか? かつて奈緒を美江から守れなかった過去を持つ金子の気持ちを考えながら、明日夏を必死に守ろうとする気持ちを表現してみたつもりです。
最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました!
明日夏さん、奈緒さんやマツオカさんの分も命を大事に元気にしっかり生きていってくれるといいですね。
作者からの返信
中澤京華さん、コメントと作品への評価を頂きありがとうございます。
今回は、命を全うできなかった人達の無念を、生き残った明日夏に晴らして欲しいという想いから作品を書きました。文中にはあまり詳しくは書きませんでしたが、マツオカに励まされ、背中を押されたことで、明日夏はビール売りやヒッチハイクなどに果敢に挑むようになりました。マツオカと結ばれることはありませんでしたが、人間的には大きく成長できたのかな、と思います。
これからも、元気に生きていってほしいと願いたいです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
完結、お疲れ様でした♪
エピローグまで辿り着きました(^^)/
明日夏さん…奈緒さんの『いとこ』だったとは…
最後の最後でスゲィ設定!
でも…
なんですかなその「二番じゃダメなんです」一族は(笑)
受験…特に大学受験の失敗が、即『自殺の動機』になってしまうのは…
その一族の、子供に対する小さい頃からの『洗脳』です。
「大学落ちた自分なんか、価値のない存在なんだ…」と、本気で思ってしまう。
美江さん…奈緒さんの墓参は当然として…
全然反省していなさそう。
犠牲者を…しかも自分の実の娘で一人、出しておきながら。
妹さんちからも、また一人…出してしまうところだったんですからね。
まぁ…マツオカさんが、文字通り「体張って」…否…「命を捧げて」守ってくれて助かったけど。
それにしてもマツオカさん…
幽霊なのに、生身の明日夏さんと音を立ててキスができるだなんて…
粋だねぃ! と感じました(笑)
せっかくのエピローグなのに、グダグダなコメントですみません<(_ _)>
本編も拝読してみますねヽ(^o^)丿
作者からの返信
最後の最後、スゲィ設定でしたよね(笑)。
ここまで読んで色んなギモンを感じた方が多かったと思いまして、その種明かし的な意味で、エピローグを書いたつもりです。
奈緒の母親の実家は、一切の妥協を許さない一族のようです。それゆえ、同じ一族の末裔である奈緒も明日夏も苦い思いをしていたわけです。
きっと、小さなころから「洗脳」されてきたんでしょうね……奈緒はその息苦しさから必死に逃れようと、受験勉強中に家出を試みたのです。
美江は墓参りには来るのですが、根本的な所は一切反省ナシです(笑)。
わが子を犠牲にしているのに、まだ気づかないというか。
妹の子の明日夏も間一髪でしたが、こちらはマツオカが命を犠牲にして助けてくれたようです。
零さんの疑問点……言われてみれば確かにそうですが、まあ、そこはフィクションの世界と言うことで(;^_^A。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
本編は長いんで、時間がある時にでもお立ち寄りください。