【洋画】ダニー・ザ・ドッグ【2005年】
皆さんはジェットリーという俳優をご存じだろうか。
一番わかりやすい所だと、エクスペンダブルスの1作目で準主役級の役が与えられている。
香港映画出身のスタントマン。おそらく活躍時期がジャッキーチェンと被っていたことが彼の知名度を下げただろう。
彼はがっつり武術出身(基本この時期以降のスタントマンは同様)なので、一応京劇出身のジャッキーとは差別化はされていた。しかしコメディータッチなアクション映画というジャンルを確立したジャッキーとは海外での受けに大きな差が。
そんな彼もアメリカに活躍の舞台を移す。
初動は最悪。彼に与えられた役はまさかの悪役(リーサルウェポン4)。
これには国内のファンも幻滅した様子。
それでも腐らず頑張って主役も勝ち取っている。余談だがジャッキーも渡米後は失敗して二度も帰国している。
ロミオマストダイ、ブラックダイヤモンド。正直全然ジェットリーの良さが出てなかった。アメリカの土壌が彼のアクションに合わないのかどう見ても二流スタントマンに見えた。
長い前置きはこの辺に。
この映画キャスティングの時点で成功している。
モーガンフリーマンでが出るだけでヒューマンドラマとしてワンランク上がるよね。
そしてジェットリーの役。
この時点で40台の彼が純粋だが戦いしか知らない犬の役がはまり役。若く見えるアジア人、さらに童顔なのが活きている。
そしてアクションシーン。さすがに香港時代には及ばないがよくできている。
粗を探せば1対多数のシーン。「はい、順番待ってます」って感じで棒立ちしているやつが目に付く。これはもうアクション映画の性みたいなもんよな。
ところでこの映画見れるサブスクってどこ?
まぁぼくはDVD持ってるんで^^
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