応援コメント

後編」への応援コメント

  • 感じるというものの残酷さ。
    どうしても、問答無用に感じさせられる。
    痛いとか、悲しいとかじゃない。でも感じるもの。

    でもやっぱり言葉での表現は〝痛い〟しかないんでしょうね……。

    作者からの返信

    西之園上実さま。
    お返事が遅くなって申し訳ありません。
    ここまでお読みいただいて、ありがとうございました。
    こころを取り出し、氷海に沈める行為。灼熱の溶岩に投ずる行為。
    むきだしの神経は、星空に向かっていつでも絶叫しているのです。

  • 痛々しい恋ですね。こんな恋ばかりだったら、人は生きていけないんだろうな……と思ってしまいました。同性愛って、理解が幾らか最近はされつつあるよ、と言われても、その壁は厚い。もしも、本当に世界が自由なら、こんな悲しい恋は無かったはず。
    雨の描写が、痛く、苦しく、悲しかったです。本当に、いつも壱さまの作品では泣かされっぱなしです。……ティッシュ、ください。

    作者からの返信

    涼さん。
    そうですね、ほんとうに自由なら、ふたりはもっと……。
    メデューサを作っているのは、世界なのかもしれませんね。
    そうして、わたし、壱単位もまた、メデューサ。
    お読みいただいてありがとうございました。

  • 剥き出しの愛情が
    心をえぐるように痛く悲しく、
    嘆きの雨が容赦なくふたりを叩きつけていく。
    美しい描写に感銘を受けました。
    あえて平仮名を交えることで
    ある種の艶かしさ、感情の激しさを表現していて
    上手いなぁと思います。
    素敵な小説をありがとうございます。

    作者からの返信

    刹那さま。
    過去の作品をみているうちに、ご返信漏れに気がつきました。
    ほんとうに申し訳ございません。
    たくさんのおことば、ありがとうございます。

    時間がたっているので他の方もご覧にならないでしょうから。
    この小説は、はじめて文芸調でカクヨムに投稿したものであり、そうして、わたし自身の私小説でもあるのです。
    ふふ。

    お付き合いいただき、ありがとうございました。


  • 編集済

    こんにちは。

    うえーん、悲しい。
    触れ合い、離れていく、2つの魂。
    ひかれあい、傷つき、そこには愛があった。


    追記。

    恋だったのか。その問いには、ふたりは、こたえられない。
    でも、読者にはわかる。
    この傷つけ合ってしまう姿、そこには、純度の高い愛が存在して、「この物語のなかに描かれていた」……と。
    どういう事かというと、福山典雅さまのレビューが、本質を射抜いていると思います。
    (まさかの人だのみ)
    愛、むきだしになり、……時には傷つけあってしまう。むきだしなぶん、尋常でなく、痛い。

    作者からの返信

    加須さん。
    恋だったのか、と訊かれたら、きっとこたえられないと思います。
    ふたりともに。
    互いの想いを切先にして突きつけあうような、みずからをよりわらとして、終焉を呼ぼうとするような。

    追記、お返事。
    おはなしの中に、ふたりの姿に、愛を見出していただいたのですね。うれしいです。ありがとうございます。
    ああ。やっぱり書いてよかったなあ。
    加須さんに、そして福山さんに、恋愛のじょうずな方に読んでいただけて、よかった。

    編集済
  • 悲しくて、胸が苦しくなる。
    なんだろう~、えぐられていくような、自分の一部が削り取られるような。
    二人に幸せは訪れなかったのですね(涙)
    でもすごくいい!すごく心に残る!そばにいって抱きしめたい気分です(*ノωノ)

    作者からの返信

    浬さん。
    しあわせは訪れませんでした。ごめんなさい。
    きれいな思い出ですらない。
    それでもたがいに、たがいのいのちの、たしかに一部だったのです。

  • 自分らしくないと自己評価してますたが、いやこれは壱単位さんでしょう^p^
    この心を抉る様な平仮名交じりの文、この何か生々しい感じは貴方の特色です、自信持ってー
    おはなしも、痛いしきついけれど、目が離せなくなる、そんないつもの壱単位さんの作品です^p^
    自分には絶対書けません、こういう激情をストッキングに詰め込んで思いっきり後頭部を殴って来る様な恋愛って……

    作者からの返信

    あるまんさま。
    わたしの匂いがどこかに残っていたのなら嬉しいです。
    ぜんぶの臓器から、たばになった神経群を伸ばすのです。
    そうすると、とどく。
    彼岸に。

  • 自分は人と少し違うって認識したら、大丈夫だって思ってても時々しんどい気持ちになりますものね。見たものを石にしてしまう……そんな神話を雨の中、振り返った時の描写に重ねて、読みながら、ちょっとドキッとしてしまいました。
    二人の恋、せつなくなりつつ、読ませていただきました。

    作者からの返信

    カエデネコさま。
    たがいに、石にしてしまう。たがいに、削り合ってしまう。いや……むしろ、そうしてほしいと乞い願う。そういう感情を、恋、って呼べるのでしょうか。
    お読みいただいて、ありがとうございました。

  • うわーん。痛いいたいいたい!
    でもすごくいい。
    ひっかくひっかくひっかく! 血を流しながら生きる。抱きしめる。

    激しさ。

    作者からの返信

    しまこさん。
    うごいて、のたうって。
    血を流しながら、みずからの血に、まみれながら。
    どこにも進めず、ただ、ただ、となりにいるひとをかき抱くしかない。
    どうか、どうかみなさん。
    穏やかなれ。

  • 痛い、痛い、まるで剥き出しの心を激しく叩きまくっているみたいな、痛さ。苦しいのではなくて、痛い。痛みで生きている、そんな生き方( ;∀;)

    作者からの返信

    福山さん。
    生きていることを、愛情を、こころを、痛み以外で確認するすべをしらないいのちも、たしかにあるようです。