#6 -ハムド-橙閃の猛蜂- 3への応援コメント
自主企画への参加、ありがとうございます!
それにしても、すごい濃密な設定ですね。
近未来系SFとしての完成度が非常に高く、高い文章力でしっかりと描写された世界観や、戦闘が魅力的ですね。
展開も常に新たな問題に立ち向かっていくような形で、惹きつけられました。
作者からの返信
こちらこそ、素敵な企画に参加させていただきありがとうございます。
ゲームや映画のような重厚な世界観を読んでもらいたいと作り込んで書いているので、そう仰っていただけるのが1番の励みになります!
#2 -RAY.D.FUSE- 大地を穿つ極光 2への応援コメント
忌憚のない企画より参りました
まずは良い点から
ポストアポカリプスなサイバーパンク・アクションの設定の作り込み、特に「機動義手(マニューバアーマー)」や「反重力ユニット」を駆使した戦闘描写のスピード感は目を見張るものがあります。
気になる点
①キャラの顔が見えすぎるが、魂の温度が低い
アクションシーンの「画質」は非常に高い。しかし、主人公二人の因縁や葛藤が、専門用語と状況説明の波に埋もれる印象があります。特に『ブラスト』と『ヒューズ』が対峙するシーン、互いに「10年前」を強調しすぎており、「また10年前の話か」と情報の反復に飽和してしまいました。
②形容詞の過剰と、シンクロ率の欠如
設定は面白い。しかし、文章が「説明」に寄りすぎています。
例⑴ブラストが仲間を失うシーン、描写は凄惨ですが、彼の「絶望」が響きません。「ボロ雑巾のようになって」という比喩が記号的で、主人公との痛みの共有(シンクロ)が甘いです。
例⑵戦闘中、ガジェットの説明や過去の回想が差し込まれるため、せっかくのハイスピードバトルがたびたび中断されています。「形容詞→動詞」の原則が崩れ、スピード感が殺されています。
踏まえて気になる点
① 読者とのシンクロ率の欠如
主人公たちの「怒り」が綺麗すぎる。下層街区で育ったなら、もっと泥臭い、理性を失った狂気があっても良い。
② テンポの停滞
中盤、ヒューズの装備装着シークエンスや、エレベーターでのモノローグが長すぎる。読者が求めているのは「装着の理屈」ではなく「装着して何をするか」です。冗長な説明を削ぎ、動詞で語るとテンポ感が生まれる。
③ 独自性の欠如
「企業私兵」と「傭兵」の対立は、このジャンルの王道ですが、王道すぎて「この作品でしか味わえない毒」が設定しかない。プラスアルファ何か欲しい。
添削例
【修正前:ブラストの仲間喪失シーン】
1人残らず、苦悶と絶望の表情を浮かべながら事切れていた。
【修正案:主人公とのシンクロを重視】
鉄の匂いが、鼻腔を、鼓膜を、脳を、暴力的に蹂躙した。 転がっているのは「肉」だ。昨日まで笑い、同じ泥水を啜った兄弟の、変わり果てた残骸。 視界が赤く爆ぜる。絶叫さえ出ない。胃の底からせり上がる嘔吐感だけが、俺がまだ「人間」であることを辛うじて証明していた。
総評
熱量は設定からひしひしと感じます。しかし、今のままでは「よく出来た設定資料集の延長」と感じてしまいました。 読者が求めているのは、高画質な戦闘映像ではなく、死線に立つ男とのシンクロです。
「動詞」を主役にし、説明を捨て、キャラの行動で世界を語る。
これを意識できれば、もっとファンが生まれると思いました。
あくまでわたしの意見です
参考程度に
作者からの返信
UMA20様
講評ありがとうございました。拝読しました。
専門用語や設定に作品の面白さであるスピード感ある戦闘シーンが埋もれてしまうというご意見に、特に胸を打たれました。
世界観が難しいことは私自身も理解しつつ、説明せねばという思いから説明が多くなりがちになっていたと考えています。
特に、執筆自体も数年前であり今の私の書き方とは違いもあるため、折を見て序盤の書き直しも視野に入れるべきだと感じました。
キャラの行動で世界を語る。そんな小説を目指していこうと思います。
この度はありがとうございました!