第44話 子爵邸を制圧
セコム達は規律がしっかりしてる、隊列を組み帰って行った。
「ナオ、ショワル子爵町って知ってる?」
「町と違う領都」
「ショワル町は領都? それほど立派なのか?」
「ショワル子爵領は、1都3町6村、小規模な伯爵領地と言って良い」
「成り立て男爵の僕には荷が重いね」
「アランなら統治出来る」
「僕の男爵領2町7村を入れると…1都5町13村か……一人じゃ統治無理だな」
「1都5町13村って、もう侯爵領だよ」
「そう…なるか? ……領地だけは上り詰めたかな」
皆で走ってショワル領都に向かってる。
ナオの後にはリタとマリにレインが遅れる事無く付いて行く。
リタとマリにレイン、3人に共通する事は商人の心得があるのと、元々戦闘とはかけ離れた生い立ち位か?
ナオはどう言う基準でこの3人を弟子にしたのか? アサシン技術どこまで仕込んだのか?
「気になる」
「アラン? 何が気になる?」
「ナオには聞きたい事が増える一方だなと思って」
「聞いてくれたら、全て話す」
「落ち着いたら聞くよ」
「当分落ち着く事無い」
「だろうね…着いた?」
「ここがショワル子爵領都」
「立派だね、ショワルは結構良い統治してたって事?」
「親がバカでも子は育つ! 元々裕福な領地、放って置いても都市として繁栄する」
「統治し易そうだね」
「お前達は何者だ!」
領都門番に
「僕は新領主アラン男爵だ」
「アラン男爵様? 新領主とはどう言う…ご冗談で?」
「ショワル子爵が我が領地に侵略して来た、返り討ち子爵は犯罪者として処刑した!
子供の集団に見えるかも知れんが、僕が男爵、そこの3人が准男爵、そこの5人が騎士爵! 貴族の集団で有るぞ! 門番不敬罪に問われないよう対処せよ!!」
「……お通り下さい」
「賢明な判断だ! 通る」
都民達、子供の集団に注目してたが、皆が貴族章を着けている
「子爵邸に何かご用でしょうか?」
子爵邸の門番は、流石に
「ここの元領主ショワル子爵は侵略者としてアラン男爵が処刑した! この館の主としてやって来た!! 意味は解るな!」
「はっ! アラン男爵様!! お通り下さい!」
「因に君の名は?」「マチスで有ります! 閣下」
「マチス、ショワル子爵の家族構成は?」
「2人の奥様と3男2女のお子様で有ります! 閣下」
「ご苦労!」
何か凄く偉くなった気がするよ。
「ナオ! 館内の人員、信用出来る者と邪魔者不要な者、判断してくれ」
「了解! リタとマリにレイン訓練する!」
「「「はい! ナオ様!」」」
ドアノブに手を掛ける前に扉が開いた。
「初めましてアラン男爵様、私は子爵邸の執事長スバルと申します」
羊のボス、スバルは騎士爵章を着けてる。
男爵になっても執事を羊と思ってる、最初の勘違いをそのまま引きずってるアランだった。
「今からこの館の主になったアラン男爵だ! ショワルの家族を集めろ! それからメイドや厨房の料理人、庭師等の人員全て羊達も招集せよ」
「はっ!!」
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