第38話 第一領地村確保

 僅か10日の滞在だったが、目まぐるしく色んな事が有ったウエルズ王都を僕達は旅だった。

 ハンエイ子爵様は用を済ませるため、もう暫く王都子爵邸に滞在するそうだ。


 馬車を、馬付きで進呈するとの子爵様の申し出を断るのが大変だった。

 結局子爵邸に保管して貰うと言うことで、馬車を頂いた。

 馬に負担を与えない持久走でリンとメイが乗馬して先行する、イズとレノマは中級冒険者だからまだ分かるが、マリとレインは10日程でどう鍛えれば上級冒険者のリツやケイ並の走りが出来る?

 ナオのアサシン指導は神がかってた、神秘すら感じる。


 乗馬する主人に走って追従する従者達に遠目で思われたか、13人の走る従者は強そうに見えないのか、又々盗賊に立ち塞がれた。


 僅か30人程で僕達に挑む無謀、頭目を残し皆に瞬殺された。


 レイラはイズとレノマに討伐を任せ、ナオはマリとレインに討伐させていた。

 新メンバーが短期間に上達したのは、かなりのスパルタ式特訓させたのか?


 大量の魔物や人でも殺すと少しずつ強くなって行く。

 王都で効率良い討伐? まさかスラム街で悪人狩りやった?

 その訓練? しごきに耐えたのかイズとレノマ、マリにレインは成果をしっかり見せている。


 ナオは一方的な質問をして、黙秘する捕虜の目の動き全身の動きから正確に情報を掴み、会話する事なくアジトを探り出した。

 無用になった頭目を処分しアジトを目指す。


 森を暫く行く。

 前方に砦が見えた、盗賊団のアジトだ。

 ここは既に国王様から正式に許可が降りた我が男爵領になる。

「砦は破壊するな! ここは移民を募り男爵領の村にする」

 僕の指示で身軽なデイダが門を飛び越え、門を守る盗賊を倒し門を開けてくれた。


 僕達の2度の討伐で壊滅していたのか、砦に盗賊は5人しか残って居なかった。

 居残りさせられる程度の盗賊は弱い、イズとレノマ、マリにレインが一人ずつ担当、メイドのリンとメイが二人で一人を相手にし、見事討伐終了した。


 盗賊は丸木小屋が好きなのか?

 山小屋が50軒程建っていた。

「この砦良いね! 即村として使える」

 砦の中の探索で豊富な食料に1000枚程の金貨、銀貨は数えるのが嫌に成る程、ぶどう酒樽5個にギッシリ溜め込まれていた。

「アラン金貨150枚返す! この銀貨を貰う受け入れ移民の仕度金銀貨の方が使い易い」

「金貨返さずそのまま持ってて」

「ん、そうする、そこのマジック袋も貰って良い?重い銀貨収納したい」

「そんなの有った? 自由に使って」

「2つある、容量20立方㍍」

 見ただけで容量がなぜ分かる? ナオには聞きたいことがどんどん増える。

「残ったマジック袋はリンが持って居て」


 王都からほど良い位置を拠点にした盗賊団、良い稼ぎをしていたようだ。


 一時的に空き家状態になる、お宝に武器防具全て収納、食料はメイが収納袋に全て収納してた。


「次に行くぞ! 今日中にもう2ヶ所の盗賊団拠点をぶんる!!」


 ナオはリタとマリ、レインに指導だろう、話ながら探索してる。

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