ガチガチの文系でも楽しめる理系ミステリー!

自分はガッチガチの文系で理系のことは全然という感じなのですが、それでもドキドキワクワクしながら読み進められました!

科学部による科学捜査(自然科学)がメインだと思いますが、社会派の父やそれに影響を受けている主人公、そして科学部の顧問など、彼らの発言やその内容からは社会科学を感じました。
加えて、学生たちやそれに関わる大人たちのリアルな人間模様は、見ているだけで人文科学を味わっているような気になりました。
紹介文に『科学ミステリー』とあるのは、いわゆる「科学」だけではないのかなと思い、とても深くておもしろい作品だと思いました!
間違っていたらすみません🙇

授業以外ではほぼ入らない化学室。
そんな辺境の地(?)で行われる科学捜査に、ドキドキワクワクすること間違いなし!
この作品に出会えてよかったです!
ありがとうございました!

P.S.
こんな科学部があったら……めちゃくちゃ楽しそうだから自分なら進んで入ります(笑)

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